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・
「それを優しさというんだよ。わかってないな。」
涼介「あっそ。」
興味なさそうに返事をする山田。
なんだよ、そっちから聞いてきたくせに。
「 じゃ、帰るから。 寒い・・」
家がある方向に、またクルリと回って歩きだした。
冷え切ってる空気に身を震わせながら。
何歩か歩くと、後ろから早歩きをしてる靴の音が聞こえた。
特に気にせず私は歩き続ける。
「 っ...！ 」
急に腕を掴まれて、前に歩こうとしていた右足はその反動で後ろに戻ってしまった。
涼介「 待て。 」
命令口調の言い方なのに、彼の声だと判断した私は安心する。
涼介「 送ってやるから。 」
「いいよ。 山田、家の方向真逆でしょ？」
『 山田の帰る方向はあっち』と、私は進む方向と逆を指差す。
涼介「 ここから３０分くらいかかるだろ。
このままじゃ補導されるぞ。そんで圭人にバレて怒られてもいいの？」
え？もうそんな時間だっけ。
スマホをポケットから出し、時間を確認する。
「あ…、 電源切れちゃった。 」
携帯の画面が一瞬にして暗くなった。
こういう些細なことでも結構ショック。
でもギリギリ時間は確認することが出来た。
１０時４１分。
高校生までは、１１時から補導対象。
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上野椎香(プロフ) - らじっこ☆さん» ずっと前に作った作品なので、現実感なさすぎて失笑です、、（笑） (2018年8月29日 15時) (
レス) id: 58cdc308db (このIDを非表示/違反報告)
上野椎香(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！楽しみに待ってますね、、(^_^*) (2018年8月29日 15時) (レス) id: 58cdc308db (このIDを非表示/違反報告)
上野椎香(プロフ) - せいなさん» わかりにくくて申し訳ないです！検討いたしますね、ありがとうございます！！！ (2018年8月29日 15時) (レス) id: 58cdc308db (このIDを非表示/違反報告)
らじっこ☆(プロフ) - 設定を見ただけで、ヒロインのハーレム感が半端ない笑。ひとりくらい現実世界に譲ってほしい(笑) (2018年8月29日 2時) (レス) id: 37b088b898 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 素敵なお話ですね♪最後のお話がとても楽しみです！最後まで読んだらもう一度感想書こうと思います！これからも頑張ってください！(*∀*) (2018年8月27日 16時) (レス) id: 68d0086a07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：上野椎香
| 作成日時：2015年5月12日 21時
