キンプリ家の末っ子はヤンキー2

『インフルエンザ』 ページ22

S:海人



勇太とずっといられるし
学校も楽しいんだけど…



体調悪くなってきて…



でも、帰りたくない。



楽しいし、勇太とずっといたい。



勇「かい？どうしたの？
次実験だよ？」



「ん？あぁ、そうだった。いこっか」



勇「…ん？」



勇太におでこ触られて咄嗟に払った。



「なに？やめてよ」




勇「熱あるでしょ？」



「ないよ。いこ、間に合わないよ？」




勇「あっ…ちょっと…」



なんとか誤魔化せた。



バレて、このまま病院とか連れて行かれたら
マジで最悪だから。




…
…
…



勇「海人、帰ろう？」



「うん…」



やばい、だるさが…




勇「海人？」



「ん？かえろっか」




なんとかお家まで帰ったけど、
体だるすぎる…




まぁ、慣れてはいるけど…




どんどん眠くなってきて、
ソファーで横になった。




優「海人？ただいま…どうした？」




「んー？おかえりぃ〜」



優にぃに声かけられて目を覚ました。




優「体調悪い？」




「別に…皆は？」




優「廉はもう着くみたい。
紫耀はもう少し遅いと思う。」




廉「ただいま〜」




優「あ、帰ってきた。笑」



ふぅ…疲れた…だるい…ねむい




廉「ただいまぁー♪」



優「おかえり」




廉「どうしたの？」



あぁ眠い…寝ちゃいそう…




…
…
…



S:廉



帰ってきたら海人がソファーで
横になってて…




腕を目の上に乗せていた。




「かい？」




海「zzzz(スーピー)」



寝てる…笑



勇「多分、体調悪いと思う」



「まじか。ちょっと寝てる間に
診察させてもらおうかな〜」




勇「お願いします」



海「んっ…んぅ…zzzz」




危なかった…

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