『限界』 ページ36
S:勇太
授業中に
ありえないくらいの痛みが襲って来て…
あと5分だから…我慢しようって思ってるところ…笑
「ゲホ…ゲホゲホ…」
手に血がついた感覚がして、
周りに見られないようにサッとティッシュで拭いた。
早く終われ…早く終われ…
そう願っても時間は早まるわけない。
むしろいつもより長く感じる。
…
…
トイレで吐いたらスッキリした。
手についた血の跡を
落として教室に戻ろうかな。
…
…
…
家に着いたら限界が来て、
今日はご飯いらないとだけ伝えて
部屋に篭った。
「っ！！ゲホゲホ…はぁ…ゲホゲホ…」
こんな状況なのに、笑っちゃう。
このまま消えても誰も気がついてくれない。
腹痛で丸まってこのまま小さくなって
消えちゃうのかなって考えて…
だんだん意識も薄れ始めて、
あぁ…誰も助けてくれなかったらいいのに
なんて考えた。
口から…コポッと何かが溢れ出て
そこから先は覚えてない。
S:優太
「ゆうたー？」
ご飯いらないって青い顔されて言われたから
様子見にきたけど…
全然返事してくれないから
顔見てから戻ろうかなって…
ガチャ…
「ゆうたー？っ！？」
ベッドに横たわってる勇太は
血を吐いてた。
「しょう！！…れーん！！！」
紫「どうした？」
「勇太が、吐血してて…」
紫「場所変わるよ。
勇太〜？顔横に向けるよ〜？」
救急車を手配した後に…
脈とか呼吸とかすぐに調べてくれて…
紫耀がいるとどれだけ安心できるか。
紫「お腹見させてね〜」
少し服を上げると、
大きな打撲痕みたいなのがあって。
紫「なにこれ」
「この前海人が蹴ったやつ？まさか…」
紫「いや、これ…」
タイミング悪く海人が来ちゃって…
海「ゆ、…た…？」
廉「海人、大丈夫。
俺らがいるから大丈夫。」
海「…おれ、のせ…い…」
胸の辺りを抑えて、
しゃがみ込んだ海人。
「かいのせいじゃないから。大丈夫。」
紫「多分ね、海人のが原因じゃない。
本人に聞かないとわからないけど…」
…………
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なが - 椎茸さん» 分かりました！ありがとうございます！ (2022年12月18日 12時) (
レス) @page44 id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» 話がですか？？一応このままストーリー続けていきます！！今日中にはパート2のページ作ります！！ (2022年12月2日 21時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
なが - パート2って繋がってますか？ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» すみません！！全く決めてなくて…時間ある時にコソッとあげてる感じですかね…笑 いつも唐突ですみません。 1日2話以上の更新は心がけてます！！でも、申し訳ないですが、次のお話の更新はもう少し待っていただけるとありがたいです！！ (2022年12月1日 23時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» いつもありがとうございます！！ソロパートまじ泣けます！笑 私もはやくパート2更新できるよう頑張りますね！！ (2022年12月1日 23時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎茸
| 作成日時：2022年11月11日 23時
