『助けないで』 ページ40
S:勇太
目を覚ますと病室にいた…
なんで助けたんだろう。
助けなくてよかったのに。
ガラガラ…
廉「おはよう。痛みどう？」
「あのさ…」
廉「ん？どうした？」
「…なんで、…たすけたの？」
廉「は？」
「…ごめん。なんでもない。
痛いところはない。もう大丈夫。」
廉にぃの悲しいような、
ムカついたような顔をされたらそれ以上言えなかった。
なんであんなこと言ったんだろう。
廉「なに？何か言いたいことあるなら言って。」
「大丈夫。忘れて…」
廉「…またあとでくる。」
なんで怒るの？
俺は助かりたいなんて言ってない。
消えたかった。
家族の居場所はないし、
海人には嫌われたし、学校ではいじめられてるし。
なんのために俺がいるのかわからない。
みんなからしたら海人の安定剤として
必要だったかもしれないけどもうその効力はないんだよ。
海人にはもう嫌われてる。
そしたら、もう…ここにいなくてもいいじゃん。
気がついたら、点滴を引き抜いて
病院から抜け出してた。
病院着で歩いてるからか、裸足だからか
すごい見られてる。
よく家族で行った公園に少し遠いけど向かった。
まだ、その時は母さんも父さんも生きてた…
でもその途中で…
警察「君、こんなところで何やってるの？
病院の子？裸足だと足冷たくて痛いだろ？」
「……」
警察「うわー。指、紫になってるよ。
とりあえず、おいで？何処の子？」
「……」
警察「ちょっとごめんね〜」
警察の人は手についてる入院のリストバンドを見始めた。
病院に連れ戻されるまでは一瞬だった。
紫「何やってんの？帰りたくなったの？」
「……」
廉「……」
「…なんで…たすけたの？」
紫「は？どう言う意味？」
「俺…助けてなんていってない…」
紫「っ！」
紫耀にぃにパチンって平手打ちされた。
紫「じゃあ助からなくてよかったのかよ！！」
「うん、いいよ。俺なんて…」
紫耀にぃに胸ぐらを掴まれた。
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なが - 椎茸さん» 分かりました！ありがとうございます！ (2022年12月18日 12時) (
レス) @page44 id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» 話がですか？？一応このままストーリー続けていきます！！今日中にはパート2のページ作ります！！ (2022年12月2日 21時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
なが - パート2って繋がってますか？ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» すみません！！全く決めてなくて…時間ある時にコソッとあげてる感じですかね…笑 いつも唐突ですみません。 1日2話以上の更新は心がけてます！！でも、申し訳ないですが、次のお話の更新はもう少し待っていただけるとありがたいです！！ (2022年12月1日 23時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - ながさん» いつもありがとうございます！！ソロパートまじ泣けます！笑 私もはやくパート2更新できるよう頑張りますね！！ (2022年12月1日 23時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎茸
| 作成日時：2022年11月11日 23時
