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S:紫耀
海人「ん、やだ…いぃ…」
「かーい、音聴くだけ。
手出さない。できるだろ？」
海人「…んっ、やだ…いたいのやだ…泣」
「海人、話しきけって。笑
痛いこと別にしないよ。」
海人「んっ、…びょ、…だの…泣」
「もう…泣かないの。
病院行かないから、聴診させて？
聴診できないなら病院でやってもらうしかないよ」
海人「…んっ……」
お、静かになった。
診察終わった後は
すぐに眠っちゃって。
そのまま抱きあげて、
布団を敷いた和室に横にした。
「廉？おいで。」
廉「ん…？」
「廉は？だるいところない？」
廉「俺は平気…でもつかれたからねたい…」
「海人の横に布団敷いたから寝ていいよ。
俺が連れて行こうか？笑」
冗談で言ったつもりなのに
廉は恥ずかしそうに『え、いいよ…』って
返してきたのが可愛くて抱きしめたら
『紫耀にぃも副反応？』って言ってきた。
酷くね？笑
さて、問題児のあの子のもとに行きますか…
「勇太？熱あんだろ？」
勇太「…ない…」
「ゆーた？」
ソファーで背を向けて眠ってたから、
顔を見ようとしたら手を振り払われた。
勇太「っ、さわんな…なんもねーから」
ほんと相変わらず口が悪い。
だからどんどん海人も口悪くなるんだよな。
「熱あるだろ？つらくねーの？」
勇太「ない…」
こういう時に勇太は
『病弱』とか『体が弱い』とか
思われるのをとにかく嫌う。
「副反応は仕方ないことだろ？
誰でもあるよ。」
勇太「うるさいな…どうでもいいってば…」
「だったら熱測って。」
勇太「しつこい…マジあっち行って」
「じゃあお前が行けば？」
勇太「…」
「だるくて動けないんだろ？」
勇太「…ちがう…」
そうだろうね。笑
「どこが辛い？」
勇太「…」
「別に副反応出たからって
それが悪いわけでも弱いわけでもないの。
ただ相性の問題だから。な？」
勇太「…っそ…」
ほんと素直じゃない！！笑
「聴診するだけ。
嫌なことしないだろ？」
勇太「ん、…」
「手どけて？」
勇太は自分のパジャマの裾を押さえつけて、
抵抗してきたけど、『どけて？』
って言ったらちゃんとどかした。笑
副反応が出るのは弱いからではないのにね。
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紗穂(プロフ) - 面白くてすぐに全部読んでしまいました。他の作品も読みたいのですがパスワードがかかっており読めず残念です。その為パスワードを教えて頂きたいです。コメント方法がわからず、こちらで書かせて頂きました。すみませんがよろしくお願いします。 (4月1日 18時) (
レス) id: 887b67b8d0 (このIDを非表示/違反報告)
しょー！(プロフ) - 来年も沢山読ませて頂きたいと思います！！よろしくお願いします💕 (12月31日 18時) (レス) @page50 id: aad0716208 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 2023年、椎茸さんの小説みれて最高でした😭😭来年もがんばって下さい！良いお年を！！ (12月31日 15時) (レス) @page50 id: 4e262ef0f6 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - 前世猫さん» 🤭🤭🤭いつもありがとうございます！！コメント見るとモチベ上がります🥰今年も後少しですね（1年早いな〜）これからも読んでくださると嬉しいです♪♪ (12月30日 12時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
前世猫(プロフ) - わわ！！椎茸さんの小説待ってました߹-߹♡今年もあと少しですが、沢山見続けます！！ (12月27日 0時) (レス) @page46 id: 45997e0687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎茸
| 作成日時：2023年11月26日 0時
