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S:紫耀
「寝る前に喉見せて？」
勇太「…んーん。」
「んーんじゃなくて。みせて。あーってして」
勇太「ぁっ…」
「小さい口だね。笑
まぁ、いいか。」
勇太「っ！あっ…木のやつやめて」
「舌圧子のこと？笑
やめられないね。」
ぺったん嫌いな子たくさんいるんだよな。
勇太「っ！おえっ…っ、…んっ…」
「喉真っ赤だよ。」
火事とか煙とかだから、
喉の炎症がひどい。
「薬塗ろっか。」
勇太「……どこに？」
「喉でしょ。」
勇太「むり、俺嫌い。むり」
この処置嫌う人多いけど、
勇太は特にこの処置嫌うよな。
まぁ俺も得意じゃないけど。
「とりあえず頑張ってみようよ。な？」
勇太「っ、むりむり…おえってなるから。」
「むりだったら考えるから
とりあえずやってみよ？」
勇太「……」
S:勇太
優にぃの足の間に座らされて、
顔をぐいっとあげて抑えられた。
紫耀にぃがビニールの袋から取り出した綿棒…
太くて長い。
「っ、ふとい！むり…」
紫耀「そう？」
見れば見るほど怖い。
「っ、むり…」
紫耀が薬を綿棒につけて
『あーんして』って言ってきたんだけど
薬の色キモすぎて無理。
「薬の色キモいからむり。」
紫耀「目瞑ったら色なんかどうでも良くなるよ」
2対1だからもう勝てないし…
「ゆうにぃ、つよくおさえすぎ！いたい！」
優太「あら、ごめんよ。」
紫耀「こーら、動かない。口も閉じない。」
手を入れられて
喉の奥に綿棒をぐりぐりされた。
「っ、…おえっ…っ、んん…っおえ…泣」
紫耀にぃの手を掴んで、
やめさせようとしたら、軽く抑えられた。
「んーん、…っ、おえっ…ァッ、…」
紫耀「ごめんなー。」
「…いたい…じゃん…」
紫耀「痛くないとは言ってないもん。笑」
「むぅ！！怒
もういい、寝るから。」
処置のおかげで良くなるけど、
無理矢理すぎなの。
でも俺知ってるよ。
紫耀にぃ、次の日も仕事なのに
何度も定期的に起きて呼吸音確認してたの。
こういうところやっぱり敵わないな。
『ごめんね』って次の日伝えたら、
『ありがとう』の方が嬉しいなって言われた。
紫耀「迷惑とかそんなの思わねーから
俺らに遠慮すんなよ。じゃいってきまーす」
今日もかっこいいな。
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紗穂(プロフ) - 面白くてすぐに全部読んでしまいました。他の作品も読みたいのですがパスワードがかかっており読めず残念です。その為パスワードを教えて頂きたいです。コメント方法がわからず、こちらで書かせて頂きました。すみませんがよろしくお願いします。 (4月1日 18時) (
レス) id: 887b67b8d0 (このIDを非表示/違反報告)
しょー！(プロフ) - 来年も沢山読ませて頂きたいと思います！！よろしくお願いします💕 (12月31日 18時) (レス) @page50 id: aad0716208 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 2023年、椎茸さんの小説みれて最高でした😭😭来年もがんばって下さい！良いお年を！！ (12月31日 15時) (レス) @page50 id: 4e262ef0f6 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸(プロフ) - 前世猫さん» 🤭🤭🤭いつもありがとうございます！！コメント見るとモチベ上がります🥰今年も後少しですね（1年早いな〜）これからも読んでくださると嬉しいです♪♪ (12月30日 12時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
前世猫(プロフ) - わわ！！椎茸さんの小説待ってました߹-߹♡今年もあと少しですが、沢山見続けます！！ (12月27日 0時) (レス) @page46 id: 45997e0687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎茸
| 作成日時：2023年11月26日 0時
