今日も兄弟は奮闘中

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S:勇太



俺が体調崩したせいなのに…


みんなに謝らせて…俺最低。



「海人、にぃたちは悪くないんだ。
俺がタイミング悪く体調崩して、
全然良くならなくて…海人に寂しい思いさせて。
俺、自分の体嫌いだけど
今が一番嫌い。海人ごめん…」




紫耀「勇太、そのごめんはダメだよ。
悪いのは勇太の体でも勇太でもないから。ね？」



海人「ん、…ごめんね、もうしない
…おしまい……くふふ。笑」



「…ん…」



紫耀「そうだね。」



海人の優しさに俺らが救われた。


海人の笑顔に俺らが救われた。




兄の俺が助けなきゃ行けないのに。



「海人、ありがとう…」

…
…



S:廉



「俺看病する」



紫耀「まってね。診察だけ終わらせるね」



海人「んん…やぁ…しない…」



紫耀「大丈夫。病院には
行かないから。ね？」



海人「んっ、んん…んっく…泣」



あれから体調の悪さにメンタルも崩れて
ポロポロとなくことが増えた。



海人「びょ、いんやだ…泣」



紫耀「うん、大丈夫。
お家でできることしようね。
点滴も痛いの頑張ってるもんね。」



海人「ん、…」



紫耀「はい、もしもしおしまい。
頑張った。」



海人「ん、ぎゅっして…」



紫耀「うん。よいしょ…」



トントンっと背中を叩いて、
落ち着かせる紫耀にぃがかっこいい。



海人「しょ、にぃ…におい…すき…」



紫耀「えー、俺汗臭くない？」



海人「んん、あかちゃんのにおい…」



紫耀「えっ、どんな匂いだよそれ。笑」



海人「ふふ。笑」



「俺もぎゅってする…」



紫耀「海人、ぎゅっだって。」



「やった♪」



海人にぎゅーっとしたら
今度また紫耀にぃの胸の中に戻って行った。



「俺一瞬だった…」



海人「しょ、にぃ…だっこ…」



今は紫耀にぃ独り占めしたい気分なんだろうね。笑



紫耀「だっこ？点滴気をつけてね。
よいっしょっと…」



海人「んふふ…しょ、にぃ…ずっといて…」



たぶん、一人の時に発作起きて
不安だったんだと思う。



やっぱり一番安心するのは紫耀にぃなんかなー。



海人「れん…すき…」



「え？笑
俺も好きだよ。」



海人「ふふ。でも廉抱っこできないもん。笑」



あ、そういうことね♪


よかったよかった。笑

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