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あのあと蒼と

見学と体験で軽音が合わなそうなら吹部にでも一緒に転部するか

って話して、結局軽音部に入部した

その翌月、先生と交渉して生徒会にも入った


___

下記はA達が生徒会に入った次の日のこと

___
守人side


気になる後輩ができた

入学式に迷子になってたのを俺が声かけた子。
まあ...俺が助けた子ってなるかな

ちょうど昨日その子と生徒会で再会して

どうやら名前は一条Aくんっていうらしい

そして『無事入学式に遅刻せずにありがとうございました、ほんとに助かりました』とわざわざ言いに声をかけてくれた

一年生で先輩に声をかけに来るなんて勇気がいるだろうに



空「ねーモリ!」(突進)


守「わっ!!...どうしたの、空?」


空「昼休みだよ、購買行こ!俺今日昼飯忘れた!ついてきて、おねがい!ソウも!」



俺はー...持ってきてるんだよねー弁当。

まあいっか、空の頼みだし



守「わかった、いいよ」


宗「モリ、お前はほんと空には甘いな。俺も断る理由はないが。」



そして購買にて

空はパンが並ぶ棚と睨めっこ
その隣にソウ

そしてほんの少し離れたところで文房具の棚を見てる俺

...ソウと空はやっぱり中学同じだけあって仲良いよね

いいなぁ、でも男3人がパンの前占拠するのもなぁと思って俺ちょっと離れてるけど...



『あの!上靴ってここで売ってますか?』



聞き慣れた声がして、声の主を探した

そこには例の後輩一条Aくんが彼の友達(一緒生徒会に入った)蒼くんを連れて会計のおばさんと話していた

売ってるよ、何年生?何センチ?
1年生で24.5です!

そんな会話が聞こえた


俺は単純になぜ1年生が5月で上靴を買っているのか気になってしまった



『あ、』


俺がAくんを見てたから
会計が終わった彼と目があった



『守人先輩、こんにちは^^』



犬が飼い主を見つけたかのように近づいて
彼から声をかけてくれた



守「こんにちは、えーと...上靴買ったの?1年生でこの時期に...どうしたの?」



『え、あー..

蒼「サイズ間違えたらしいっす」あ、ちょ、蒼...

1か月頑張ったんですけどこれ3年間は厳しいかなと(苦笑)』



そういうことね...もしかして彼、意外と抜けてるとこある?



蒼「A、実はバカだったりするんですよ」



ねぇ!!とちょっとキレてるAくん
かわいい後輩だな

そうなんだ(同意)もいやバカじゃないよ(否定)も言えず
とりあえず苦笑いで返した

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作者名:のーま | 作成日時:2024年2月18日 16時

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