ごめん。ありがとう。さようなら。【ハイキュー】【梟谷】

ごめん ３ ページ4

『ただいま』

母｢おかえり｣

お母さんは荷造りをしていた

言わなきゃ

『お母さん、私。
東京行くよ。宮城離れるよ』

母｢え？｣

『離れるのは寂しいけどお母さんたちと離れるのはもっと寂しい。
だから、』

母｢嬉しいわ、ありがと｣

お母さんは優しく微笑んだ

私、この笑顔好きだな

母｢そうと決まれば、荷造りよ！明日の朝には出発したいから
学校には電話しておくわ｣

『うん、わかった。ありがと』

そう言って私は自分の部屋に行った

部屋に行き、ベッドに倒れ込んだ

『明日には東京かー。』

なんでだろう、こんなときに限ってみんなとの思い出がどんどん溢れ出てくるんだけど

私の頬に温かい何が流れた

なんでだろう

寂しくないのに、悲しくないのに

どうして涙が止まらないの！？

『ｳﾜｰﾝ!!!!!』

私はそこから10分程度泣いていた

泣き止んでから鏡を見ると目が赤く晴れていた

『泣いてもダメだ、今はとりあえず荷造りしないと！』

私は黙々と荷造りをした

あれ？そういえばあっちに行ったら高校どうするんだろ？

どこ行くんだろう？

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