9話 ページ10
＿＿
ガタン、ガタン…
結局一緒に帰ることになって、ただいま電車の中なんですが。
満員です。くそぉ、座りたかったのに。なんなら寝たふりしてジョングク君の肩に頭こてんとかしたかったのにぃぃ！！！
ジョングク君はと言うと、私の目の前でイヤフォンで音楽を聴きながら吊革に捕まってて。
そんな姿もかっこいい(鼻血)
「ジョングク君ティッシュ持ってる？」
JK「何？」
「ごめんジョングク君見てたら鼻血が」
JK「…………………」
やめてそんな引いた目しないで。あでもその顔好き。見下されてる感好き。
なんて呑気に思っていたら。
「(うわあ)」
ジョングク君の背後に、深く帽子をかぶったおじさんがジリジリにとにじりよってきた。
その口は弧を描いていて。
要は「変態」の擬人化みたいなおじさんが視界に入ったのだ。
電車なんて広くない。直ぐに距離が近くなる。
「(うわうわ)」
そのおじさんはジョングク君の隣にゆっくりと並ぶと、
ゆっくりお尻に手を伸ばした。
………ジョングク君の。
「は？」
JK「？」
え？なんで？そこ普通私じゃない？それでジョングク君から助けてもらう感じじゃない？
あれ？私って視界に入ってない？あ、そっち系の方なの？え？ねぇなんで？
私の事触れよ！！！！！←
………落ち着け、私。その前にジョングク君の身体を触ろうとするアバズレ(男)をぶちのめさないとだろ？
ガッシィ
「ねぇ。今あんた誰の身体触ろうとした？」
いやこの台詞普通逆だよね？
くっそおおおおお！！！
JK「………ん？」
私が手を掴むと、ﾁｯと舌打ちをしたおじさん。あ、やっぱり間違いじゃなかったんだ……
そこは間違いであって欲しかった。(白目)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1080人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すあ。(プロフ) - masumicky?さん» うわぁあお恥ずかしい…！修正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます！ (2020年5月21日 10時) (
レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - ３９話で包装が舗装になっていて、せっかく面白いのに残念だなぁ…と思ってしまいましたm(_ _)m (2020年5月20日 23時) (レス) id: a8b3d20e63 (このIDを非表示/違反報告)
すあ。(プロフ) - ちみちゃんさん» ありがとうございます！これからもキュンキュンさせられるように頑張ります(^^) (2020年5月20日 17時) (レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
ちみちゃん(プロフ) - このお話大好きです！！いつもキュンキュンしながら読んでます(´∀｀)応援してます！ (2020年5月20日 17時) (レス) id: cbbafdcd9d (このIDを非表示/違反報告)
すあ。(プロフ) - ちょあさん» ありがとうございます(泣)嬉しすぎて禿げました。頑張ります！！ (2020年5月18日 17時) (レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すあ。 | 作成日時：2020年5月15日 11時
