どストライク

17話 ページ18

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ぐるぐる考えてる私を他所に、




溜息をつきながらベット際にしゃがんだジョングク君。




その角度のせいで綺麗な鎖骨が丸見え。




あ、やばい。至近距離やばい。死ぬ。鼻血出る。





なんて密かに興奮してる私を気にもとめず、じーっと目を見てきた。






JK「…言って」





「へ、」






JK「何、そんな言いたくないこと？」






…どうやら彼は、頑固で少し疎いようだ。





まぁ、明らかに隠しているような態度を取られたら気になるに決まってるよな。





……もう思春期じゃないし恥ずかしがることも無いのかな…。





うーーーーむ。





「…………引きませんか？」






JK「は？引かれるようなことなの？」






「いや………」






えい、もうどうにでもなれ。






「…………………女の子の日なんですよね」






JK「………………………」






シーーーーーン。







ｱｯ死んだ。







ピッシリ、固まったジョングク君に汗がダラダラと止まらない。






「ご、ごめんね…」





蚊の鳴くような声で謝ってもビクともしない。






「(この空気辛すぎる)」






あまりの気まずさにプルプル震え出した、その時。




いきなり立ち上がった彼は、





バタンｯ





「………………え」






無言で部屋を出ていってしまった。






………WOW。







「お、怒らせちまったZE」






ぼふんとまたベットに横たわる。






いや、確かにそれだけ？ってなるよな。






あっはは〜、オッパまじ処刑。

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