【鬼滅の刃】輩 く ん × 天 然 ち ゃ ん【宇髄天元】

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買い物も無事終わり…
出口に向かっている最中です

天元くん…全部荷物持ってくれて…本当に申し訳ないなぁ


「あ、
俺トイレ行ってくるわ」


ちょうどトイレの前を通りかけたとき、天元くんがそう言った


『うん！
私、ここで待ってるね』


「おぉ、すまねぇな…
急いで行ってくるわ！」


そう言って、天元くんはトイレへ走っていった
何も走らなくても…

トイレの入口の側の壁に寄りかかって待っていると、


「ねぇ」


と、声が掛けられる

パッと見、ヤンキーのような見た目
そんな人が数人

最近はよくヤンキー風の人に声を掛けられるなぁ


『はい？何でしょうか…？』


「お姉さん可愛いね！
俺達と来ない？」


『いいえ…
今は、友達と来ているので…』


「いーじゃん！後で連絡すれば！」


『でも…』


ｷﾞｭｯ


腕を掴まれる

天元くんとは違う、力任せに握ってくる手…結構痛い


「さっ、行こー！」


…っ、助けて、天元くん…！


＿＿＿＿＿＿＿ﾊﾟｼｯ


ヤンキー風の人に掴まれてる方とは違う手を誰かに掴まれる

優しくて、少しも痛くない、手


「＿＿＿＿＿ふざけんじゃねぇ、
俺の大切なヤツに触るんじゃねぇよ…汚れるんだが…？」


っ、やっぱり、天元くん…！
しかも、かなりのお怒りモード…
顔が怖いもん…！


「チッ…んだよ、“彼氏持ち”か」


ﾄﾞｷｯ


彼氏、に見えるのかな…
そうだといいな…

いつか、彼氏です、って胸を張って言えるような相手ができるかな


「行こうぜ〜」


「……はぁ、っ
秋音っ！！大丈夫かっ！
すまんっ、俺がお前から離れたせいで危険な目に…！！」



ｷﾞｭｯ


「！？！？
あっ、ぇ、秋音…！？」


『少し、だけ
このままでいさせて…！』


「……おう、」


天元くんのにおい…
落ち着く……


『ちょっと、怖かったなぁ
でも、ありがとう、天元くん…！』


「あぁ、
二度とそんな思いはさせねぇから……
約束、な？」


『うん…！』


今日は、天元くんとの絆がもっともーっと深まったような気がするなぁ




○●○●○●○●○●○●○●○●○●

続編ですね！
ここまで見ていただき、ありがとうございます！
思ったより、長引いてしまった…！
いつか、評価100越えたらいいなぁ
続編もよろしくお願いします！

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