【鬼滅の刃】輩 く ん × 天 然 ち ゃ ん【宇髄天元】

31.(宇 髄 ｓｉｄｅ) ページ31

「１つ、聞きたいことがあるんだけど」


と、日野。

俺らに聞きたいことぉ？
何だろな


「秋音が言ってたから、信じようと思ったんだけど…
…ヤンキーじゃ、ない、よね？」


ちょっと遠慮がちに聞いてくる

いやいや、面と向かって言うか、それ？
もし認めたらどうすんの？
認めねぇけどさぁ


「いんや、俺らはそんなんじゃねぇぞ
安心しろ、秋音には何もしてねぇから！」


「……宇髄は“まだ”、なァ」


まーた無駄口挟むやつ〜…！
不死川！お前は俺をどうしたいんだ！？


「そーか！“まだ”、ね
宇髄くんは秋音のこと好きだしねぇ」


ちょっとニヤニヤしながら日野。

……え。ちょと待て待て。
俺、言ったっけ？え？


「顔に出てるよ〜
あと、ずっと秋音のこと見てるし
わからないのは、秋音くらいじゃないの？」


マジか…

頭を抱える

え、俺ってそんな顔に出やすいヤツだっけ…？
え？そんなことねぇな…多分


…コイツらの観察眼がスゲェだけだ、きっと



「ま、宇髄くんがどんな人かによるけど！
秋音は渡さないよ〜？」


「ふっ、
上等だ！正々堂々いこうじゃあねぇか！」


＿＿＿＿ライバルは、好きなヤツの親友(女)

複雑だが…
まっ、認めてもらえるように頑張ねぇとな！
ある意味、親代わりか？



　

　




ライバル、なんて一人で充分だからな

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