【鬼滅の刃】輩 く ん × 天 然 ち ゃ ん【宇髄天元】

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『私もこの辺に住んでるキメツ高校の人がいるとは思わなかったな』


そういって話しだす


「だろ？
ここのアパートが一番キメ高に近かったんだよな」


『そうなんだ…』


そんな他愛のない話をしながら、学校への道を進む


「まっ、秋音がいたから、良かったけどな！」


『私も！天元くんがいて良かった！』


「っ、そ、そうか…」


なぜか天元くんが少し歯切れが悪くなったような…


『天元くん？』


「な、何でもねぇ！早く行こうぜ！」


『わっ、待って！』


天元くんは背が高い
対して、私は低い

だから、歩幅も天元くんの方が広いんだよね

天元くんの早歩きは私の小走りくらい

ちょっと走らないと、追い付かない…！


「……あ、すまん
秋音、俺より歩幅ちっさかった」


『いいけど……
何かほぼほぼ悪口に聞こえるのは気のせい？
暗に私のこと、チビって言ってるよね！？』


「バレたか」


『くーっ、天元くんコノヤローっ』ﾎﾟｺﾎﾟｺ


チビをバカにするなー！

いいことだってあるんだぞー！


「いたたたたた
すまん、すまんって！
そ、そんな叩くな…！」


『むーっ』ﾎﾟｺﾎﾟｺ


「わかった、わかったから！
すみませんでした！！」


『よし。』


「俺は犬かコノヤロー」


あれ、これ昨日もやった？

やったなぁ


「昨日もやったよな、これ
何？秋音から見ると、俺って犬なのか？」


『そうかも』


「おいそこは否定しろよ」


『ぷっwww』


「あー！お前！
俺をからかっただろ！」


『いや、ついww』


あまりにも楽しくて…w

天元くんって面白いよなぁ

話してて楽しいし！


「つい、じゃねー！秋音ーっ！」


『あははっ、さっきのお返しだぁ！』


「俺謝ったし！
もうあれはチャラだし！！」


『私は許してませ〜ん』


「なーにーっ！？」






「『……ふっ、あははははっ』」


あまりに面白くて、二人同時に笑い出す

あーあ。朝から笑ったよ！

本当に、天元くんは面白いなぁ！

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