【鬼滅の刃】輩 く ん × 天 然 ち ゃ ん【宇髄天元】

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「お邪魔しまーす
おお、普通に家だ」


『え、逆にどういう家だと…？』


「ん？秘密」


うぅー…気になる


『天元くん、こっち！』


玄関の近くにあった置物を見てた天元くんに言う


「おぉー、今行く」


天元くんをリビングに案内する

昨日掃除しといて良かった〜！


『ちょっと待っててね！すぐ作ってくるからー！』


「了解」


天元くんがソファーに座ったとこを見届けてから、キッチンへ

天元くん、結構食べそうだし…

カレーとかかな！
よし、カレーにしよう！

ささっと作っちゃおう！






　






　






　





　




　



できた！


『天元くーん！できたよ！』


「サンキュ
うおー、めっちゃ旨そう…！
何かタダで食べんの引くな……」


『じゃあ、さっき助けてもらったお礼ってことで、ね！』


「わかった
じゃあ、いただきまーす」


口に合うといいけど…

どうかな


「んっ、めっちゃ旨ぇ！
秋音、お前料理上手いなぁ！」


キラキラした目でこっちを見て天元くんが言う


『そうかな…
お口に合うようで、良かったよ！』


私も一口食べる

うん、おいしい


『お代わりもあるよ！
天元くん、いっぱい食べるかなー、と思って！』


「えっ、マジで…？
何か、すまん」


『別にいいよ〜
誰かのためにご飯作るのって初めてだから、張り切っちゃった！』


「そうか！
よし、お代わり！」


『はーい！』


天元くん、おいしそうに食べてくれるから、こっちも嬉しいな

いつもは一人でご飯食べてたから…
寂しかったけど


「そうなのか？ま、そうだよな」


『……えっ？
天元くん…もしやエスパー…？』


「うん、実はな…


って、そんなわけあるか！
声に出てた！声に！」


あっ、そうなんだぁ…

恥ずかしい…//

天元くんの前にお代わりのカレーを置く


「ありがと
まっ、確かに一人は寂しいよな
俺も一人だからわかるけど」


『そうだよね〜、
お兄ちゃんはいたけど、大学生だから一人暮らししてるんだよね…』


「ふーん、兄貴いるんだ
仲良いのか？」


『うん！
小さい頃からずっと仲良いの！
お兄ちゃんはよくシスコンって言われてたけど、シスコンってどういう意味かわからないんだよね』


「…ま、知らなくても大丈夫だぜ」


ってことは、天元くんは知ってる…！

周りの友達に聞いても教えてもらえなかったから、教えてほしいぃ…！


「………そんな見つめられても教えねぇからな」


『むぅ…』


「むぅ、って…w」

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