19 ページ20
.
そして、難関も越えてアンコールもやり、挨拶へと移った。
本当に時の流れは早くて、あっという間に過ぎていく。
翔ちゃん→リーダー→まーくん→ニノ・・・と挨拶して、次は私の番。
「・・・えー、皆さん今日はありがとうございました！」
会場『(拍手)』
「楽しかったねぇ〜！(笑)いやぁ〜、コンサートって本当に楽しいよね。皆と笑って感動して……って、感情を共有できる場所が、私は本当に大好きです。」
時々拍手とか相槌を打ってくれるファンの皆。ホントに律儀。(笑)
「普段はね、嬉しい事ではあるんだけど、仕事・仕事・仕事の毎日で疲れ果ててても、メンバーの皆だったり、こうやって年に数回会えるファンの皆が居るからこそ、今のこの仕事を頑張ろうと思えています。」
疲れたような疲れてないような不思議な感覚の中、私は言葉を紡いでいく。
「私は、翔ちゃんみたいに空気を読んで気の利いたコメントは出来ないし。」
翔ちゃんは、『そんな事ないよ。』って首を横に振ってる。
「リーダーみたいに無限な寛容力も持ってない。」
リーダーは、私の方をジッと見つめている。
「だからと言って、まーくんみたいにキラキラの笑顔を常に振りまける訳でもないし。」
まーくんは心配そうな目でこちらを見てる。
「ニノみたいに多才で馴染みやすい性格もしてない。」
ニノも真剣な目でこちらを見ている。
「だからって潤くんみたいにストイックで即決力もない。」
潤くんもこっちを心配そうに見ている。
「だから私が出来るのは『その5人の個性をくっつけるような接着剤になる事』だったの。」
5人の顔が驚きに変わる。
「皆に出来た隙間を、私が埋められるように。少し気まずくなっちゃった空気とかね？そういうのを私が和らげられたら良いな、って思って、毎日を過ごしてます。嵐が嵐でいられるように。」
会場『(拍手)』
「だから、皆がもし苦しかったり辛かったりしたら、嵐を観て元気になって貰えたらとっても嬉しいです。それで、皆の心が癒されるように、私達も頑張っていきます。
とりあえず今日は家に帰ったら思いっきりビール飲みます。(笑)
今日は本当にどうもありがとうございました。また遊ぼうね。(笑)」
会場『(大拍手)』
そして、潤くんが締めの挨拶に入る。
潤くんの挨拶も終わり、ダブルアンコールに入る。
ダブルアンコールも終わり、これにてコンサートは終了。
「皆ありがとーーーっ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Miutti(プロフ) - にのにのさん» ありがとうございます！(笑)はい！掛け持ち頑張りますww早く良いお知らせが出来るようにします！(笑) (2015年8月5日 19時) (
レス) id: 3206a7b25f (このIDを非表示/違反報告)
にのにの - ありがとうございます！掛け持ちがんばってください (2015年8月5日 18時) (レス) id: 4ed8f2beb1 (このIDを非表示/違反報告)
Miutti(プロフ) - にのにのさん» コメントありがとうございます！申し訳ないのですが、掛け持ち作品がどれか完結するまでは公開出来ないかと思います・・・(苦笑)ちゃんと準備が出来ましたらお知らせしますので、それまで待ってて頂けると嬉しいです┏〇ﾍﾟｺｯ (2015年8月5日 17時) (レス) id: 3206a7b25f (このIDを非表示/違反報告)
にのにの - この小説大好きで、２も読みたいんですがパスワードがかかってて・・・どうしたらいいですか？ (2015年8月5日 13時) (レス) id: 4ed8f2beb1 (このIDを非表示/違反報告)
+カホ+(プロフ) - Miuttiさん» いやウケたんだよwお、ありがとうー！頑張って！ (2015年7月5日 11時) (レス) id: 535fc36c15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mocchi | 作成日時：2015年4月17日 5時
