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カタオモイ 3 ページ4
りょうside
｢ねえ、りょう？｣
り｢ん？｣
｢ちょっと付き合ってくんない？、、、その、カレカノとして、、、。｣
り｢えっ？｣
Aにそんなことを言われたのはつい1時間くらい前。
そして今俺の前に居るのはうちのリーダーのてつや。
Aの話によると、Aは恋愛経験が少なすぎるから俺と1週間だけ付き合って、女子力を上げてモテたいと。そしてリーダーであるてつやの了承も得てると。
り｢なんで許した？｣
て｢何が？｣
り｢Aの事。｣
て｢あーあ。えっ？ダメだった？｣
り｢ダメじゃないけどさ、、、。てつやはそれでいいの？Aが女子力上げて、モテて、本当に彼氏できちゃってもいいの？｣
て｢それはやだけどさぁ、Aがやりたいって言ってるし、りょうなら安心だし。｣
こいつAに甘すぎる。
り｢でもてつやにメリットないよ？もし仮に俺たちが本当に付き合う事になったらどうすんの？｣
て｢いいんじゃん？｣
り｢えっ？｣
て｢Aが俺を選ばずにりょうとか他の誰かを選んだとしても、それはAが決めた事だからしょうがないし、Aが幸せなら俺はそれでいいから。どうしても一緒に居たかったら全力で俺の方に振り向かせるし！｣
り｢お前、、、かっこよ。｣
て｢やったー！イケメンにほめられた−！｣
り｢それは意地悪じゃん！｣
こうなったら、俺だって1週間で振り向かせるわ。
ラッキー市(愛知県)
田原市
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作者名：すっさん | 作成日時：2019年4月18日 22時
