第79話 友達の名前の後に「子」←が入ります ⚠会話文多め ページ20
位の高い花魁には簡単に会うことすらできないので
逢瀬を果たすため、男たちは競うように足繁く花街に通うのである
＿＿＿＿＿＿＿＿
Aside
女「いやぁこりゃまた…」
女「不細工な子たちだねぇ」
そりゃあそうだよ
炭治郎達は宇髄さんがやったからね
男「ちょっとうちでは…」
男「先日も新しい子入ったばかりだし悪いけど…」
沈黙が入る
そりゃあ…困るよな
女「まぁ一人くらいならいいけど」ﾎﾟｯ
この人宇髄さんに惚れたな。うん←
宇「じゃあ1人頼むわ。悪ぃな奥さん」
女「じゃあ、真ん中の子と長髪の子を貰おうかね。素直そうだし」
炭「一生懸命働きます！」『よろしくお願いいたします(*^^*)』
炭子、雫子就職決定!!
＿＿＿＿＿＿＿
宇髄さん達から離れてから
女「ちょおおお!!どういう事ぉぉおお!!」
女「こんな傷があったら客なんて掴めないわよ。ふざけんじゃないわよ。あんの男凄い色男だったけど、許さないわよもぉぉぉおぉ!!」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
炭「ア―――――」
男「やめんか。この子にあたっても仕方ない」
『炭子、大丈夫？』
炭「あぁ…大丈夫だ…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
雫side
女「炭子ちゃん、雫子ちゃんちょっとあれ、運んでくれる？」
女「人手が足りてないみたいで…」
炭「わかりました。鯉夏花魁の部屋ですね」
『すぐ運びます』
女1「炭子ちゃんと雫子ちゃんよく働くねぇ」
炭「『はい！働かせて貰えて嬉しいです!!』」
女2「白粉をとったら額に傷があったもんだから、昨日は女将さんが烈火の如く怒っていたけど」
と僕達は荷物を片手四段ずつ持って歩き始めた
女1「なんか…力…強くない？」
女2「強っ」
あー…女声キツいー
炭「(ええとここかな？)」
ヒソヒソ
『(ヒソヒソ話？)』
女1「"京極屋"の女将さん、窓から落ちて死んじゃったんだって。怖いね気をつけようね」ﾋｿﾋｿ
女2「最近は"足抜け"していなくなる姐さんも多いしね。怖いね」ﾋｿﾋｿ
炭「『"足抜け"って何？/なぁに？』」ﾋｮｺ
女1「え――――っ炭ちゃんたち知らないのぉ」
女2「すごい荷物だね！」
炭「鯉夏花魁への贈り物だよ」
と僕達は荷物を降ろす
疲れた←
女1「"足抜け"っていうのはねぇ借金を返さずにここから逃げることだよ。見つかったら酷いんだよ」
炭「そうなんだ…」
女1「好きな男の人と逃げ切れる人もいるんだけどね」
女2「こないだだって須磨花魁が…」
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作者名：猫カフェオレ | 作成日時：2020年5月30日 6時
