第78話 ページ19
雫side
善「アンタみたいに奇妙奇天烈な奴はモテないでしょうとも!!だがしかし!!」
善「鬼殺隊員である俺たちをアンタ嫁が欲しいからって」
宇「馬ァ鹿かテメェ!!俺の嫁が遊郭に潜入して鬼の情報に励んでたんだよ!!定期連絡が途絶えたから俺も行くんだよ!!」
うるせぇ←
僕は今、さっき茶を吹いたので雑巾で吹いている
善「そういう妄想をしていらっしゃるんでしょ?」
宇「クソガキが!!」
宇「これが鴉経由で届いた手紙だ!!」
と宇髄さんは手紙をこっちにぶん投げてきた
炭「随分多いですね。かなり長い期間潜入されてるんですか?」
宇「3人いるからな嫁」
『へぇー嫁が3人いるんですかーってえ?嫁が3人?』
顔を真っ青にしていると
善「3人!?嫁…さ…三!?テメッ…テメェ!!なんで嫁3人もいるんだよざっけんなよ!」
善「おごぇっ」
タンポポは宇髄さんに腹パンを食らった
『うわぁ…』
宇「何か文句あるか?」
炭「あの…手紙で来る時は極力目立たぬようにと何度も念押ししてあるんですが。具体的にどうするんですか?」
『確かに、何度読み直してみたが、極力目立たぬようにと念押しされてる』
宇「そりゃあ変装よ。不本意だが、地味にな。お前らにはあることをして潜入してもらう」
『それってもしや…』
宇「俺の嫁は3人共優秀なくノ一だ。花街は鬼が潜む絶好の場所だと俺は思ってたが、俺が客として潜入した時、鬼の尻尾は掴めなかった。だから客よりももっと内側に入って貰ったわけだ」
宇「既に怪しい店は三つに絞っているから、お前らはそこで俺の嫁を探して情報を得る」
宇「"ときと屋"の須磨、"荻本屋"のまきを、"京極屋"の雛鶴だ」
うわぁ…覚えるの大変だ←
伊「嫁もう死んでんじゃねぇの?」ホジホジ
伊之助はタンポポみたいに腹パンを食らった
男「ご入用の物を用意しました」
宇「どうも」
『僕は1人でしますんで。それじゃ』
と僕は隣の部屋に入った
________
吉原 遊郭
男と女の見栄と欲、愛憎渦巻く夜の街
遊郭・花街はその名の通り一つの区画で街を形成している
ここに暮らす遊女達は貧しさや借金などで売られて来たものがほとんどで
沢山の苦労を背負っているが、
その代わり衣食住は確保され、遊女として出世出来れば裕福な家に身請けされることもあった
中でも遊女の最高位である"花魁"は別格であり、美貌・教養・芸事
全てを身につけている特別な女性
第79話 友達の名前の後に「子」←が入ります ⚠会話文多め→←第77話
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作者名:猫カフェオレ | 作成日時:2020年5月30日 6時