EP 2（ジミン） ページ47
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どうしても、Aと離れたくないと言ったテヒョンに皆んな負けて、
Aは宿舎で暮らすようになった。
まあ、現状を見て分かるように、見事に皆んなAを溺愛。
それでも、記憶のことは大事だから、一回だけ病院に連れて行ったらしい。
でも、Aは病院に入った途端、震え出した。
涙をこぼしながらテヒョンの首に抱きついて、必死に首を振っていたんだって。
TH「それ以来、病院には連れて行っていないよ。」
ただ前だけをを見つめて、歩きながら話すテヒョン。
TH「正直、俺は記憶のことはあんまり深く考えてないよ。ただ、あの子の今日が、昨日より少しでも幸せであればいいなって思ってる。」
最初こそ、テヒョンにもぎこちなかったし、宿舎のメンバーにも心を開いてなかったA。
子供を育てたことなんてない皆んなには、どんなやり方が正しいのかなんて全くわからなかった。
でも、彼らには、
その宿舎には、いつも“音楽”があった。
例えばグクが宿舎で練習する時の歌声だったり、
ホビヒョンが踊る時に流している音楽だったり。
テヒョンと手を繋いで、音楽に合わせて自由に体を動かし、自由に歌を歌う。
ユンギヒョンやナムジュニヒョンが、Aの為に曲を作ったり、
ジニヒョンとお皿を洗いながら、ヒョンが作った曲を口ずさんだり。
彼女とみんなを繋いだのは、音楽なんだ。
TH「Aね、すっこい綺麗な声で歌うんだよ。
ジミンにも聞いてほしいな。
Aもこの前、ジミンの声聞いて、一緒に歌ってみたいって言ってたし！！！」
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TH「A〜。ただいま〜。」
とてとて近づいてくるAちゃん。
『おかえりなさい、テヒョンオッパ…
……おかえりなさいジミンオッパ。』
小さい声だけど、透き通っていて綺麗な声でそう言ってくれた。
TH「いひひっ。ただいまー。
オッパは手を洗ってきまーす。」
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JM「A……ちゃん。」
『なぁにー…？』
JM「明日、俺も一緒にダンスしてもいい？」
『…うん。たのしみだなぁ。』
首を少し傾けながら、ふわりと笑った彼女は本物の天使みたいだった。
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ただいま。〜Episode1→←2012年5月〜EP 1（ジミン）
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Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさんの言葉がとても励みになります！ありがとうございます(´∀｀*)！！ (2022年1月17日 13時) (
レス) @page45 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» この話大好きでいつも更新を楽しみにしてるので続編を作ってくださるってことだけでもすごく嬉しいです！全然待ちます！ありがとうございます^ ^ (2022年1月16日 12時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさん、リクエスト遅れて申し訳ありません…！続編で書く予定の、年末の歌謡祭でのお話でリクエストにお応えする予定です。もう少し待っていて頂けると嬉しいです！ (2022年1月15日 22時) (レス) id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» わー！嬉しいです！楽しみに待ってます(^^) (2021年12月30日 1時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» リクエストありがとうございます！私も書きたいですっ！出来るだけ早く書きます！！ (2021年12月29日 19時) (レス) @page20 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gypsophila | 作成日時：2021年12月18日 1時
