Featuring.（ナムジュン） ページ45
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ビッグヒットのレコーディングルーム。
部屋の中には、俺と、テヒョンと、それからA。
RM「、、どうだ？テヒョン。」
TH「………やっぱり今回も無しで。ごめんA」
『……いえ。ありがとうございました！
じゃあ、先に帰るね。お疲れ様でした！』
テヒョンの言葉を聞き、足早に部屋を出て行ったA。
テヒョンの方を見ると、こいつもこいつで何か悩んでるようだった。
RM「…なぁテヒョン。
どうしてAをお前のソロ曲に参加させないんだ？」
今日集まっていた訳は、テヒョンのソロ曲のコーラスを録音するため。
これまで何度もBTSの曲に参加してるAは、グループの曲だけでなく、メンバーのソロ曲にもちょくちょく声で出演してる。
もちろん、彼女の名前は参加者名に出さないけど。
メンバー全員、Aの絶対的な声が好きだ。
俺も彼女と一緒だと、より一層曲に輝きが増す気がする。
ただ、テヒョンだけは、自分のソロ曲にAを参加させたことがなかった。
録音はするけど、Aに決まった事はない。
もちろん、誰にコーラスに入ってもらうかはテヒョンに決める権利があるから、俺らは何も言わないけど、
テヒョンがどうしてAを使わないのか。
それだけがずっと疑問だった。
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TH「…Aの声は、、、
俺の…俺だけの大切な宝物であってほしい。」
悲しげな表情でそう言ったテヒョン。
その顔があまりにも綺麗で、
なにも言葉が出なかった。
TH「それに、Aはまだ“自分の声”を探してる途中だからね。」
この時は俺はこいつの言葉の本当の意味がわからなかったけど…
今思えばAに、小さい頃のように、思い切り自分の声で歌ってほしかったんだな…ってわかる。
当時の彼女は、自分の歌う声が毎回、俺らの真似に聞こえるって嘆いてたから。
特に、声質が似てるジョングクや、幼い頃から一緒に歌ってきたテヒョンとは、自然と声が似てきちゃうんだって。
TH「でも本当は……笑笑
俺が、ライブとかでAの声と一緒に歌ったら、泣いちゃいそうなんだよ、ヒョン。」
ふわりと笑ったテヒョン。
Aとテヒョンの声のハーモニーは、
まさに“共鳴”。
その時が来たら。
俺らはきっと、2人の声から離れられなくなる。
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Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさんの言葉がとても励みになります！ありがとうございます(´∀｀*)！！ (2022年1月17日 13時) (
レス) @page45 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» この話大好きでいつも更新を楽しみにしてるので続編を作ってくださるってことだけでもすごく嬉しいです！全然待ちます！ありがとうございます^ ^ (2022年1月16日 12時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさん、リクエスト遅れて申し訳ありません…！続編で書く予定の、年末の歌謡祭でのお話でリクエストにお応えする予定です。もう少し待っていて頂けると嬉しいです！ (2022年1月15日 22時) (レス) id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» わー！嬉しいです！楽しみに待ってます(^^) (2021年12月30日 1時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» リクエストありがとうございます！私も書きたいですっ！出来るだけ早く書きます！！ (2021年12月29日 19時) (レス) @page20 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gypsophila | 作成日時：2021年12月18日 1時
