EP 6（ヒスン） ページ23
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YJ「なぁ、ヒスン。
ちょっと話したい事がある。」
ある日、俺の憧れであり、尊敬する先輩のヨンジュニヒョンからそう話しかけられた。
その時点で大体予想はついていた。
きっと、今度のコラボステージに関することだろうと。
予想通り、ヒョンが話してくれたのは，互いのグループのメンバーについてだった。
本来、チームの話し合いをするのであれば、ここにリーダーがいた方がいい。
でも、俺らのリーダーはどちらも年下で後輩で…
そうじゃなくても、リーダーという役割は、既に多くのものを背負っているから。
スビニヒョンやジョンウォンに、これ以上負担はかけられないって、俺もヒョンも考えた。
最年長同士、精神面で支えてあげたい。
ただ、いくら“支えてあげたい”って思っても、やっぱり自分自身もメンバーの一員であることに変わりはないから、
どうしても客観的な立場に立つことはできない。
だから、彼女に助けを求めた。
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Aとは、俺が練習生になった時からの知り合いだ。
いや、今では知り合いって言葉では浅すぎる関係になったと思う。
出会った当初は、本当に彼女が羨ましかった。
男に混ざって、激しいダンスを完璧に踊り、
歌を歌わせたら、本当に練習生なのか疑うくらい上手いんだ。
聞いたところによれば、BTS先輩達の愛弟子だとか。
そりゃ、あの先輩達から可愛がられたらこれだけ凄いやつになれるかぁー…なんて考えてたけど。
彼女の本当の凄さは、努力する才能にあった。
思い返せば、いつも、ずっと踊ってた。
時間があれば、ずっと防音室に入って歌ってた。
朝事務所に行けば、絶対にAがいたし、
彼女が帰路に着く姿を、俺はほぼ見たことない。
最後まで残って、事務所で練習してたんだ。
彼女の努力に、絶対に負けちゃダメだって思って、
彼女に勝手にライバル宣言をして(笑)
((当時既にAを溺愛してた)ほぼ親代わりの)ヨンジュニヒョンと、俺と、そしてAと。
3人で先輩たちの曲を1週間で一曲ずつ、完璧に踊れる様になるっていうのをやり始めて、
俺は他のどの練習生よりも、彼女の努力と才能を間近で見てきたと言える。
仲良くなってからは、3人でコンビニに行ったり、休みの日に映画に行ったり。
本当に、俺らは良きライバルであり、兄弟の様に練習生時代を過ごした。
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Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさんの言葉がとても励みになります！ありがとうございます(´∀｀*)！！ (2022年1月17日 13時) (
レス) @page45 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» この話大好きでいつも更新を楽しみにしてるので続編を作ってくださるってことだけでもすごく嬉しいです！全然待ちます！ありがとうございます^ ^ (2022年1月16日 12時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» mocaさん、リクエスト遅れて申し訳ありません…！続編で書く予定の、年末の歌謡祭でのお話でリクエストにお応えする予定です。もう少し待っていて頂けると嬉しいです！ (2022年1月15日 22時) (レス) id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - Gypsophilaさん» わー！嬉しいです！楽しみに待ってます(^^) (2021年12月30日 1時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
Gypsophila(プロフ) - mocaさん» リクエストありがとうございます！私も書きたいですっ！出来るだけ早く書きます！！ (2021年12月29日 19時) (レス) @page20 id: 17929bffe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gypsophila | 作成日時：2021年12月18日 1時
