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ガラッと扉が開き、コネシマが入ってきた。
トントンが連絡した瞬間部活置いて走ってきやがったなこいつ。
「ゾム！おま、好きな人できたん！？」
「好きちゃうし！ちょっと気になっとるだけやし！」
「またまたぁ、聞いたで？ノート書いてあげとるって」
あー書類めんど。やりたくねー。
こんなんだから一部から「社畜予備軍」って呼ばれるんやぞ。生徒会に対するパワハラやべぇよこの学校。
「クソ先輩、ドアくらい閉めて下さい」
「あはは、悪い悪い」
コネシマとは打って変わり、静かに扉を閉めて入ってきた外資系。
あー集中できねー。
「てかゾムさんに好きな人とかマジっすか？信じられないんですけど…」
「本気と書いてマジやろこの反応は！」
「おお大先生。お前男の気持ちも分かるんか」
「俺のこと何やと思っとるん…？俺男やで？」
「てか大先生駄弁ってる時間あると思っとんのか？
コネシマ。お前もまだ出しとらん書類あるやろ」
「ｴｯ。いやあ何のことっすかねぇ」
「………トン氏、この書類確認頼む」
「お前らもグルさん見習えよ？」
あーもうだめだわ今日。うん。
ショックが大きい。
「すまんトン氏。今日はもう帰るわ」
「…？おん、まあ今日のノルマはいったしええんちゃうん？」
頼む何も聞かないでくれオーラを感じ取ったのか、トン氏は聞かないでくれた。
気が利くなトン氏。明日は大雨か？
ドア前で何やら騒がしいのを横目に、静かに靴箱へと向かった。
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天の河 - 雨宮れにさん» こちらこそ面白いイベントをありがとうございます！参加するとかが初めてで内心ドッキドキでした…。 (2021年4月1日 22時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
雨宮れに - ご参加ありがとうございました！とても面白くてよかったです！ (2021年3月31日 15時) (レス) id: 9b35e12516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天の河 | 作成日時：2021年3月30日 23時
