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「今日もお昼一緒に食べようって約束してたのにー、どうせお昼も書かされるんだ！！鬼せんぱいに！！」
うぅ〜と机に突っ伏して、反省文を書こうともしないなかむに大きな溜息が出る。
「…行けば。」
「へ？」
「行けばいいんじゃない？私が反省文書いとくよ。」
許してしまった。
決してなかむの為ではない。
強いて言うなら如月さんが可哀想だと思ったから。
そう伝えれば「も〜ツンデレなんですから〜！」と言って反省文を渡してくるなかむ。
何も書かれていない。
許さなければよかったな。
こうやって優しく接しちゃうから皆んなに舐められるのかもしれないな。
「まじですか！？じゃあ、今日から神せんぱいに改名しますね！！」
「正直どっちでもいいよ。今度ご飯奢ってね。」
最後のは流石に冗談。
でもなかむはラジャー！と言って早々に教室を出て行ってしまった。
つくづく都合の良い奴。
でも、そんななかむでも私に話しかけてくれる後輩だから大事にしなきゃなんだろうな。
あの笑顔も性格を除けば確かに可愛いし。
苦笑して、白紙の反省文に適当に定型文を書いて提出した。
校庭にでも行こうかと思ったところでチャイムが鳴った。
ｷﾘﾄﾘ✂︎
今回ちょい会話文多めでした…
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作者名：shema | 作成日時：2021年10月25日 20時
