一件落着 ページ10
「全て憶測に過ぎん。証拠は何もない。明らかに殺人を支持するような言動があったわけではない。それ以前にまず催眠をかけたとする根拠が怪しい」
ネテロさんが普段の雰囲気とは一変して諭すように切り出す
「レオリオとボドロの対戦直後に事が起きたのは問題ではないと思っている」
「二人の総合技術はほぼ互角。経験の差でボドロを上位に置きはしたがキルアが手助けするようなものじゃない」
「不自然な点は他にもあるぜ」
わぁ急に入ってきたな誰だっけこの人。ポックルさん?
「ヒソカとの密約が交わされていたとしか思えないk」
「あーあ、早く帰りてぇんだけどな」
『あーあ、カオスだよカオス勝手に帰ってろハンゾー』
それぞれが文句を言い始めている。ポックルさんはクラピカの試合に不満があったらしい
「どうだっていいんだそんなこと」
突然の大声。皆のざわめきを割ったのはゴンだ
「人の合格にとやかく言うことなんてない。自分の合格に不満なら精進すればいい」
「キルアが落ちたこと、残念だけど仕方がない。だけどもし今まで望んでいないキルアに無理矢理人殺しをさせていたなら、お前を許さない」
イルミさんに向けた言葉か。ゴンの鋭い目に誰もが注意を向けている
「許さないか。で、どうする?」
「お前達からキルアを連れ戻して会わせないようにするだけだ」
ヤバイ、険悪に……
「さて諸君。よろしいかな。ゴンの言った通り、自分の合格は自分で決めれば良いし、他人においても我々も覆すつもりはない。キルアの不合格は変わらんし、お主たちの合格も変わらん。」
静まり返る会場にネテロさんの声が再び響き、終わると同時にビーンズさんが進み出る
「えー。それでは説明会を閉会いたします。説明の通り、カードは大変貴重なものにつき、盗難にはお気をつけください。再発行はいたしません。プロになったあなた方の最初の使命はカードを守ることでもあります」
『プロか……。いやー、よく頑張った私』
はは、色々あったよ。ほんと、どうしようなんか涙が
「そこで突然泣き始めた人が主に心配ですが、自分を信じて前進してください!」
『ハイッ!』
少し雲行きが怪しかったけど、言い感じにまとまったじゃんビーンズ最高
「では、ここにいる八名を、新しくハンターとして認定する」
ネテロさんの声が穏やかに響き渡った
 ̄ ̄
『この勢いで飲み会!飲み会!幹事は山田!山田!』
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shela(プロフ) - 狐海さん» こんばんは、この不定期過ぎる更新のなか、待っていただき、そしてコメントまでいただき…本当にありがとうございます!正直、この小説を読んでくださっていた読者の皆さんが今も待ってくれているのか不安でした。とてもとても嬉しいです!感謝です!頑張りますね! (2021年12月27日 22時) (レス) @page22 id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
狐海(プロフ) - こんばんわ、更新お待ちしておりました…!語彙力無くなるほど嬉しかったです…勢いのあまり最初から読み返してしまいました!!大好きです! (2021年12月27日 19時) (レス) id: ce22822f8d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - Amaneko*さん» 暖かいお言葉、本当にありがとうございます…!女神様…!すごく嬉しくて、感動が止まりません!なかなか更新できなくて申し訳ないです…楽しんでいただけるような小説を書けるように全力で頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 19時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - まるめがねさん» 返信遅くなってしまい、本当にごめんなさいっコメントありがとうございます!すごく嬉しいです〜ありがとうございます。スローペースになってしまい申し訳ないです…全力で更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 17時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
Amaneko* - 拙い文章で日本語が可笑しくなっていたらすみません。長文失礼しました。 (2021年4月20日 18時) (レス) id: 56cf223618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shela | 作成日時:2019年7月16日 0時