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それから少しずつポツポツと消えて減っていく…。



「綺麗だった…。」

「あぁ…。」



帰ろうとした時だった…



「今日はまだ星が見たりないから…あそこに行こう。」

「また?」

「うん…。」





彼女が言う場所は…




「ココのプラネタリウムは誰も来ないから…好きにいじれるんだよなあ…。展望デッキもあるから尚更好き…。」

「私はココで観ようかな。」

「やっぱりココか。」

「うん。」





やっぱり君と見る星が1番だ。




「やっぱりアンタと見る星が1番綺麗だ。静かに見られるからかなあ…。」

「さぁー?分からない。」

「多分そうかもしれない。」







彼女もそう思ったようだ。






「プラネタリウムも…また今度来よう…。」





今度はまた来ないのに…






そんなの分かっているのに…私は…






「あぁ、約束だ。」







こう言ってしまうのだ。

.→←7:今年最後の天体観測



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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年8月10日 21時

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