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7:今年最後の天体観測 ページ19
必死に頭を動かして考える。言葉の意味を理解する。
「え、好きって…何が?」
「だから…アンタとこうして流星群見るの…。」
コチラを見ずにただ真上の流星群を眺めながら言葉を紡ぐ。
「星や流星群…アンタとこうして見るの…好きだよ。春夏秋冬と…色んな星と星座を…そして毎年は見れないけど…流星群。アンタと見るの大好きだよ。」
「そっか…それは嬉しい。私も嫌いじゃない。」
「それなら私も嬉しい…。この時だけはマフィアとかそんなの全て…忘れられるから好きだ…。」
「今年も見れてよかった…ありがとう太宰…。また、来年もよろしくな…。来年もまた来よう。」
「あぁ…良いよ。」
約束はする…でも…
君はもうすぐで…
亡くなっちゃうんだ…。
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2018年8月10日 21時