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50：ちゃんと ページ7
「え…。」
頭が混乱した。二宮さんに告白…された。きっとおふざけではないのは声色で十分過ぎた。二宮さんは本気なんだ…。
私はどう答えたら良いのだろうか…。
答えなきゃ…伝えなきゃ…
そう思っていると
「…なんて言っても紫月ちゃんは答えられないよね。やっぱりさっきの事忘れてよ。」
私から離れて
「じゃあー先に戻るわ。」
二宮さんは屋上から出て行ってしまった。
「私…どうしたら良いんだろ…。」
二宮さんにちゃんと言わなきゃ…。
だけどそう考えればそう考える程、私は私の気持ちが分からなくなった。
少しして私も戻るとさっきのことは無かったかのようにみんな普通にしていた。私も引きずってらんないな。そう思って机に座りパソコンと睨めっこをした。
「紫月…その…悪かったな。」
「櫻井さん…別に良いですよ気にしないでください。」
そう言うしか無かった。正直そんな気にしてないからだ。
「そっか…ありがとう。」
微笑んで言って櫻井さんは、自分の席に戻って行った。
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とあ(プロフ) - 素敵なお話ですね。楽しく拝見させてもらいました。 (2018年2月11日 0時) (
レス) id: a8b19414ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中二半の彼女は霜月さん
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月9日 0時
