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9:もういいよ ページ9

「う…んん…。」



眩しい朝の光に目が眩んだ。背中には何かがかかっている。



「おはよう太宰。珍しく徹夜で書類作成かい?」

「A…。」





目の前にAがいた。




「あのさ…。」

「A…何故何も言わず…しかも上司である私に任務があると言わなかった。なんで私を通してない任務なんかに出た。なんで上司である私が君の任務のことを知らなかった。」

「それは…。」

「その任務は誰から聞かされた…。」

「その…。」

「言え。」

「中…原から…。」

「そう。中也からなんだね。君は上司である私には言わず勝手に受けたんだね。君の上司は誰だい?誰の直属の部下で誰の右腕で誰の幹部補佐だい?
君の上司は中也で中也の直属の部下で中也の右腕で中原中也幹部の補佐なんだね。そう言うことなんだね。」

「いや…その…。」

「君に任務が来ているけど、それはなかったことにする。戻っていいよ。首領には私から言っておくから。もういいよ。」

「ねぇ…太宰…。」

「私に任務が来ていた事を言いたくない程、君は私のことが嫌いなのかい?」

「太宰…。」

「もういいよ。私から首領に言っておくよ。私の部下から外してくれって。君は中也が良いんだろう?」

「違っ…。」

「何が違うんだい?」





もう言葉が止まらない止まない終わらない。Aをどんどん傷つけていく。






ホントは思ってない。伝えてくれなかったのが悲しかっただけ…。少しだけツラかっただけ…。








嫌いって言われたのが凄く胸に突き刺さったから…。







「中也の部下にしてもらうよう…言っておくよ。」








ダメな私…。

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世界のバカっこ!(プロフ) - 完結おめでとうございます!ママさんが亡くなってしまった辺りから大号泣で、子供ちゃんがママに会いに行って「見えたよ」の言葉でまた泣いて…絶対これ明日目腫れてます…。素晴らしい作品をありがとうございます!これからも頑張ってください! (2017年9月11日 1時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - めっちゃ面白い…!更新頑張って下さい! (2017年9月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
HINATA - 続きが気になります。更新頑張って下さい! (2017年9月9日 13時) (レス) id: e9557cabd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年9月8日 0時

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