27:救う為の ページ27
「やぁー。みんなおはよう!!!」
いつものように子どもたちを託児所へ送り、いつものように出勤する。
「あ、おはようございます。」
「太宰昨日は急遽の休みだったんだ。今日はバリバリ働いてもらうぞ。」
「えー。」
「えー。じゃないわ。敦と一緒にこの案件の聴き込みに行け。」
「はぁーい。それじゃあ行こうか敦くん。」
「はい…って太宰さん目が赤く腫れてますけど大丈夫ですか?」
「ん?なんだと…太宰大丈夫なのか?」
「あぁ、コレ?大丈夫だから気にしないでおくれ。今朝、目にまつ毛が入って痒くてかいてただけなんだ。」
「そうなんですか…。」
嘘。
ホントは嘘。
泣いていたからなんだ。
涙が枯れるまで泣き腫らしたからなんだ。
コレでもかってくらい涙が出て泣いたんだ。
「4年ぶりだった…。」
「ん?何か言いました?太宰さん。」
「いや、何も。早く行こうか。早く終わらせて定時であがりたい。」
「そうですね。早く解決しましょう。」
人を救う為の大切な仕事を今日も頑張ろう。
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世界のバカっこ!(プロフ) - 完結おめでとうございます!ママさんが亡くなってしまった辺りから大号泣で、子供ちゃんがママに会いに行って「見えたよ」の言葉でまた泣いて…絶対これ明日目腫れてます…。素晴らしい作品をありがとうございます!これからも頑張ってください! (2017年9月11日 1時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - めっちゃ面白い…!更新頑張って下さい! (2017年9月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
HINATA - 続きが気になります。更新頑張って下さい! (2017年9月9日 13時) (レス) id: e9557cabd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年9月8日 0時