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深「下にもなかったわー、あいつらは?どうだった?」

『ないらしいです。すいません、わざわざ探していただいて、』


電球の替えを探しに行ってくれた深澤さんが戻ってきた。下まで探しに行かせてしまったのは、ほんと申し訳ない。




彼が探してくれている間に、2人にも聞いてみたけど、


渡「…なに、なんの用。は?電球?ない。」

佐「ふわぁ。どうしたの?電球?んー、ないかなぁ。ごめんねぇ。」


とまあこんな反応だった。



これは諦めて、今日は真っ暗の中入るしかなさそうだなぁ。





深「そっかー、どうする?俺の部屋の風呂使ってもいいけど、」
『いや、それは申し訳ないです。』


ぶんぶんと首を横に振る。お風呂を借りるのは流石に申し訳なさすぎる。


深「でも明かりつかなくて大丈夫?」

『はい、部屋の明かりでなんとかなるかなって感じなんで大丈夫だと思います。』

深「えー、でも暗くてひっくり返ったりしない?」

『そんなに私、抜けてないですよ笑』



そう言って目を細めた深澤さんに、笑って返す。

さすがに、ね。注意してれば大丈夫でしょ。



深「はは、そっか。ごめんごめん。じゃあまあ、気をつけてね」
『はい、ありがとうございました。』


そんな会話を深澤さんとして自室に戻った私。

お風呂場と部屋につながる扉を開けてなんとか僅かな光を確保し。滑らないように細心の注意を払っていたのにーーー。









ぐらりと揺れた視界。


それはお風呂から上がる直前に起こった。

暗くて境目の見えなくなった段差に足が引っかかって。

自分が段差に躓いたと気づいた時には、もう時すでに遅し。




『………っ!』


つまるところ、最後の最後に私はやってしまったのだ。




無情にも自分の身体が床に倒れていくのを感じながら、

"そんなに私、抜けてないですよ"とか余裕ぶっこいていた数十分前の私に言ってやりたくなった。

あなたは自分が思ってるより抜けています、と。



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こゆき(プロフ) - 彩花さん» 気がつきませんでした…!教えてくださってありがとうございます!とても助かりました…!! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - れいさん» ありがとうございます…!これからも楽しんでいただけるように更新頑張ろうと思います…! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - べぺさん» コメントくださっていたのに気づかなくてごめんなさい…!待っていてくださる方がいるというお言葉で、更新頑張れそうです!ありがとうございます…! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - 何度もすみません!今日もう一度読み返してたら13ページ目のタイミングがタイミグになってました、!余計なお世話だったらすみません! (2020年12月22日 14時) (レス) id: 7fda05ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
れい - なんとなーく更新待ってました…!再開してくれて本当に嬉しいです!これからも楽しんでいきます!! (2020年12月4日 1時) (レス) id: c0a052e646 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こゆき | 作成日時:2020年7月28日 15時

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