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>Fukazawa side.


『佐久間ー、大丈夫かー?』
佐「んー、気持ち悪い、」


リビングのソファーにぐったりした様子で寝転んでいる佐久間。真っ赤に染まった顔のまま、ソファーを覗き込んだ俺を見上げる。

ちなみにAちゃんと翔太は今、向こうで洗い物中。



『お前弱いのになんで飲んだんだよ、』
佐「…っ、だって、」


こいつ、普段はすぐに酔うからとめったに酒は飲まないのに、今日はなぜか突然、テーブルの上にあった缶ビールを開けてグイグイと飲み出して。

案の定顔を真っ赤にして酔っ払って、食事が終わるなりこのソファーに倒れ込んだ。


なんで今日は飲もうと思ったのか、しかも飲み出したタイミングも突然だったから、全く意味がわからない。



佐「…はぁ、」

佐久間は辛そうな声を上げながら、目の辺りを腕で押さえてため息をついて僅かに口を開く。


佐「ふっか、」
『ん?」


佐「…俺の嫁は二次元にいるはずなんだよね、」


『…は?』


一言、そんな意味のわからない言葉を呟くと、佐久間はそのまますとんと眠りに落ちた。


嫁?二次元?
また意味わかんねーこと言ってんな、こいつ。



『佐久間ー?』

ダメだこれ、起きねぇ。軽く肩を叩いてみたけど、もう当面起きるつもりはないらしい。






眠りについた佐久間をぼけーっと眺めてると、洗い物を終えたらしいAちゃんと翔太がソファーに近づいてくる。


「佐久間さん、大丈夫ですか?」
『んー、大丈夫ではないかな。今は寝てるけど、』

渡「結構飲んでたもんな、珍しく。」


ツンツンと佐久間の頭を突っつく翔太は、ぎゅっと眉を寄せた佐久間を見て優しい顔してる。




「佐久間さんってお酒弱いんですか?」

『あー、普段は飲まないねぇ。すぐ顔赤くなるからって飲み会とか行ってもほぼ飲まないって言ってたし。』
「じゃあなんで急に、?」



ソファーの前に回り込んで近くにあったブランケットを佐久間の身体に掛けながら、Aちゃんも「私に合わせてくれたんですかね?」と首を傾げてた。


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こゆき(プロフ) - 彩花さん» 気がつきませんでした…!教えてくださってありがとうございます!とても助かりました…!! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - れいさん» ありがとうございます…!これからも楽しんでいただけるように更新頑張ろうと思います…! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - べぺさん» コメントくださっていたのに気づかなくてごめんなさい…!待っていてくださる方がいるというお言葉で、更新頑張れそうです!ありがとうございます…! (2020年12月23日 0時) (レス) id: 7e9ebf3478 (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - 何度もすみません!今日もう一度読み返してたら13ページ目のタイミングがタイミグになってました、!余計なお世話だったらすみません! (2020年12月22日 14時) (レス) id: 7fda05ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
れい - なんとなーく更新待ってました…!再開してくれて本当に嬉しいです!これからも楽しんでいきます!! (2020年12月4日 1時) (レス) id: c0a052e646 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こゆき | 作成日時:2020年7月28日 15時

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