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次の日
朝ご飯を終え、甲板で風に当っていたAの所にチップがコソコソとやってきた
あ「どうしたの、チップ?」
cp「えへへ…バレてたか」
あ「何か用?ここじゃ話しにくい?」
cp「ピーターってここにいる?」
あ「ピーターなら船内で修理してたわよ?ゴールドの代わりに…呼んでくる?」
cp「いや、呼ばなくていい!ピーターに聞かれたくないんだ…ちょっと付き合って?」
あ「もちろん」
cp「ピーターが来ない部屋がいいんだけど…」
あ「教官室は?あそこならコン教官とポンさんしか出入りしないし…」
cp「うん!」
あ「何をするの?」
cp「オイラ、書けないことはないんだけど不安なんだ…」
あ「文章のこと?」
cp「うん、だからさAに教えてもらおうと思って」
あ「そうだったの。役に立てるなら嬉しいわ」
cp「本当に⁉ありがとう!」バフッ
チップは満面の笑みでAに抱きついた
あ「じゃあ、教官に部屋を借りていいかお願いしにいこうか」
cp「うん!」
k「ここを使うのは構わんが、俺もポンもこの部屋で色々やることがあってな。A以外に見られたくないなら、他を当たってくれ」
cp「ピーターに聞かれなければそれで良いんだ!お部屋貸してください!」
k「ん」
po「どうぞー」
あ「ピーターに手紙を書きたいのね?」
cp「え⁉オイラ、ピーターに書きたいとは一言も…」
あ「さっきからピーターだけには見られたくないって言ってたから」
cp「…その通りです」
k「ツメが甘いな、チップ」
po「教官、茶々入れたらかわいそうですよ…」
あ「とりあえず、書いてみようか」
cp「う、うん。わかった」
書けたものを見てみると…
"ピーターへ
しゆぎようがばれよ。おいらもぜったいつよくなるまってるから、な。さみしいけどしばらくおわかれ。ヨーホー。
チップ"
cp「なーんか変だよな?」
あ「文法的な問題ね。チップの思いが伝わるようにちょっと手直ししていい?文末だけだけど」
cp「お願いします!」
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かなもち - 続編おめでとうございます! (2018年10月5日 0時) (レス) id: 887ede3131 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月4日 6時) (レス) id: f7e9560d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:W_Harp | 作成日時:2018年10月4日 0時