Il bellissimo porto (ページ27)

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あ「どうしたんです⁉」
住母「息子がっ！あっちへ!男達に攫われたんです!!抵抗したんですけど、邪魔されてしまって!!助けてください!!」

懇願する母親の願いを聞き捨てることができず、Aは母親の言った方向へ走った

あ「(間に合って…!)」

辿り着いた先には男数名と小さな男の子がいた

あ「その子を返しなさい!!」

息は上がりながらもそう叫んだ

男1「しつけぇな!引っ込んでろ!」
男2「おい待てよ!コイツ、この前止めに入ったヤツじゃねぇか?」
男3「丁度いい！仕返しするか」

男達が殴りかかってきた隙に泣いている男の子に向かって叫んだ

あ「逃げて!早く!お母さんが待ってる!早く!!」

男の子は震える足を必死に動かし走って行った

Aは男達を相手に戦っていたが3対1では勝負が見えていた

男2「この野郎!すばしっこいな!!」
あ「あぁ！」

Aは男達に押さえられてしまった

二人の男に腕を捕まれ、殴られ蹴られて意識が朦朧としていた

男1「おい!コイツ女じゃねぇか!」
そう言うとAの顎を持ち上げ顔を確認した

男1「それもかなりいい女じゃねぇか。初めっから分かってりゃもっとイイ事してやったのによ!」

男2「で?コイツどーする?このまま消すか?」

男1「顔に少し傷は付けちまったが、こんだけ美人だったら娼婦として売りゃあ高い金がつくだろ。逃げられないようにしとけ！」

Aはそのまま手を後ろで拘束され、動けなくなってしまった

一方で
cp「ねぇー、Aはまだポスト探してるのー?」
ss「アタイ達に聞いたってわからないよ!」
rb「ほんじゃあ、探しに行くか！」

広場や方へ出たチップ達はある女性に声をかけた

cp「そこの奥さん、この辺でAっていう海賊見かけなかった?青い服着てるんだけど」
住母「⁉さっき…」

すると向こうから男の子が号泣しながら走ってきた

住子「おがぁさぁぁぁん!!!」
住母「坊や!!」

rb「おいおい!どうしたんだ⁉」
住母「無事で良かった…‼坊や、青い服の海賊さんに会わなかった?！」

男の子は嗚咽しながらAがピンチであることを話した

ss「アタイ達どうしよう⁉」
cp「オイラ、ピーター達を呼んでくる!」
rb「みんなに知らせるぞ!シャシャ!」

ラビットとシャシャも二手に分かれ全速力で走った