Il bellissimo porto (ページ13)

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m「ほら!アンタも何かやっておやりよ!」

マンマのリードのお陰でやっとコミュニケーションがとれるようになった

あ「みんな、ワルツを踊ったことある?」
住娘「ワルツ?お祭りでも踊ったことないわ」
あ「じゃあやってみよう!お手をどうぞ、お嬢さん」

女の子は少し照れながらAの手をとった

ポルトパラティーゾの人々も興味を持ってくれた

あ「とっても上手！」
住娘「ありがとう!」
住子「すごいな!なんでできるの?」
あ「私元は貴族出身なの。それに軍人家系で後継者だったから男の人の格好もしてたし、武術も学問も沢山やった。もちろん礼儀作法も習ったし、社交界のためにダンスも小さい頃から踊ってた。だからダンスは男性、女性両方ともできるの」

住子「へぇー、じゃあ女の子の踊りも見たい!」
g「おーい！マンマ!A！」

問題なく海賊トレーニングを終えたゴールドが
声をかけてきた

m「丁度良かったじゃないか!ゴールドこっちに来ておくれー!今から来る海賊はゴールドっていうんだ」

g「おぉ!こっちにも人が沢山集まってるな。で、来たけど何するんだ?」
m「相手役を探したのさ!はい、こっちに立って」
g「あぁ…って、えっ？！」

Aの隣に立たされたゴールド

g「(緊張してるなんてバレたくない…！)」

Aは気づいていなかったが、マンマにはバレバレだった

あ「左手は私の腰、右手は繋いで…みんなも真似してみてね」

ゴールドとAが踊りだすとカップルで見ていた住人たちは真似をしたりしていた

あ「みんな素敵だった!ゴールドも上手だった!」
g「あ、ありがとう…」

ゴールドの顔は真っ赤だった

m「見てても優雅な気持ちになるねぇ!」
あ「今度マンマも一緒に踊ろう!」
m「あら!ありがとう!」
g「そ、そろそろ船に戻る時間だ！またなみんな！ヨーホー!」

少し早歩きでゴールドは行ってしまった

m「若いねー、見てるこっちが照れてくるよ」
あ「どうしたの?マンマ?」
m「何でもない、何でもない！私達も帰ろうか」
あ「うん、またね！ヨーホー!」
m「ヨーホー!」

どの組も問題なく終えることができたと思っていた