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2曲目 ページ3

黒猫は街に着いた。
市場が開かれているのだろうか。
町はたくさんの人で賑わっていて、向こうからとてもいい匂いがする。
たくさんの人の中に、カメラやメモ帳を持った人がちらほらいた。
あの事件について取材しに来たのだろうか。
黒猫は、近くにいた新聞記者らしき人物に着いて行った。
市場にはたくさんの出店が並んでいて、野菜や果物、魚に肉はもちろんのこと、菓子や服なども売られていた。
このいい匂いは、黒猫をとても誘惑した。
しかし、足を止めれば置いていかれる。
空腹を我慢して、黒猫は記者に着いていった。

しばらく歩いて市場を抜けると、まるでさっきの場所とは別世界のように、とても静かだった。
空には真っ白な入道雲が、真っ青な空に大きく広がり、道の周りには大きな風車と鮮やかな緑に囲まれていた。
その中に、ポツリポツリと小さな家が建っている。
記者は、ある家の前で足を止めた。
どうやらここが事件の被害者の家のようだ。
記者は深呼吸をして、家の扉をノックした。

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作者名:ほしみあ | 作成日時:2016年5月28日 23時

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