ハイエナ男子の片思い相手【あんスタ】【男主】

転校 31日目 ページ33

,




日和「遅いね、ジュンくんｯ!!」





「少し事情があったんですよぉ〜」




レッスン室に着くとおひいさんがThe 不機嫌な顔でお迎えをしてくれましたけど、おひいさんの言葉を借りるのなら今日は悪い日和だったんですよ





日和「Trickstarは今、凪砂くんと茨の指導を受けてるから良かったけど、こんな事がウィンターライブに影響したら絶対にダメなんだから気をつけるんだね!」





「わかってますよ」




ウィンターライブ…いや、SSって言った方が良いんすかね…。簡単に言うとめちゃくちゃ大事なライブがこれからあるって事です




日和「で、ウィンターライブが終わったらちゃんと幼なじみで有名人のAくんに愛を伝えるんだよね??」





「…なんでわかるんですか?」





日和「ジュンくんの様子を見てれば誰でもわかっちゃうね!でも、Aくん達は有名人だから早くしないと誰かに取れちゃうかもね〜」





「…わかってますよ。そのくらい…」





話はこのくらいにして俺とおひいさんは今度あるライブの練習をして時間ギリギリになるまでレッスン室に残ってた





休憩してる時もおひいさんはAの話をするからどうしても聞かざるおえなかった





日和「遙くんから聞いたけど、Aくんって男女問わずモテモテらしいよ」





女子にモテるのでさえも俺が不機嫌になるのを知ってて言ってるのかわからないけど、あんまり聞きたくなかったというかなんというか…





複雑な気持ちになりながら今日あった事を思い出した。人気者だから今日みたいな事が起こりやすくて受ける被害も多いのでは…??





「(俺が守ってやらないとですねぇ〜)」





Aは昔から押されると弱い人なんで、俺が居てあげないと色々と変な方向に向かいそうですし

転校 32日目→←転校 30日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す