3. 少女の友人のライバル ページ4
「それは会ってからのお楽しみってことにしようぜ！」
「なんですかそれ」
ということで、ガラル名物そらとぶタクシーに乗ってナックルシティに向かう。
どうやらアーマーガアとフライゴンは話が通じる様で、終始楽しそうに鳴きながら飛んでいた。
「ほら、着いたぜA」
楽しそうなフライゴンを見てAが和んでいたので、ダンデが半ば呆れた声色で呼ぶ。
Aが見ているのは景色ではなくフライゴンであることに気付くダンデとは、結構長い付き合いであった。
「ありがとね、アーマーガアくん」
「ガアア」
降りたAがそう言って黒いクチバシを撫でると、嬉しげな声でアーマーガアは鳴く。
そして次の仕事へと大きな羽音と共に飛び去って行った。
フライゴンが名残惜しそうに空を見ている中、Aは冷え始めたエネココアを飲み干し、その甘さの余韻に浸っていた。
「じゃあ一旦戻ろうね、フラ」
目の前に差し出されたボールに額を合わせると、フライゴンは赤い光となりボールに収納された。
ボールをバッグにしまいこんだAを見たダンデは、宝物庫へ目的地を定めたのだった。
しばらく時は経ち、宝物庫に到着した。
ダンデはその重厚な扉を開き、Aに入れと促す。
Aが踏み行ったのを見届けたダンデの瞳は、次に最高のライバルの姿を捉えた。
「お、丁度いたぜ。キバナー！」
と一気に顔を明るくさせ、その名を呼んだダンデ。
こういう時は子供っぽくなるんだよなとAは頭の片隅で思い、目を細めた。
「おーダンデか！って誰だその子？」
名を呼ばれて振り向いたのはナックルジムリーダー、キバナ。
階段から顔を覗かせたキバナも笑うと、ダンデの後ろにいるAへと興味を向けた。
「はじめまして、Aです。
まぁダンデさんの……友達みたいなものです。
ナックルシティに引っ越して来たので、よろしくお願いします」
なんかキバナさんってダンデさんと似てるな、と思いつつ自己紹介を済ませたA。
年上…しかも成人男性であり、ガラルチャンピオンを友達と言うのは違和感があったが、事実なのだからどうしようもないとAは脳内で完結させていた。
というか他の地方にもチャンピオンの友達はいる。そういう話はネットでもかなり有名であった。
Aが手短に自己紹介を終えると、次はキバナの番だ。
「オレさまはキバナ、いつかダンデに勝つ男だ！！これからよろしくなA！」
やっぱりダンデさんに似ているとAが確信した瞬間だった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私ポケモンとポケモンにでてくる人達全員推しなので嬉しいです！Ｎ出てきただけで泣きそうです……出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。更新楽しみにしてます！ (10月20日 17時) (
レス) @page15 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
レイン - そうなんですか、大変ですね。いつでもエエので更新待ってます！落ち着いてからでエエので！ (2020年3月10日 17時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
霜月千弦、 - レインさん» ポク…あ、ポロックですかね？作者はそれしか思い付かないです。ポロックモンスターとは(笑) (2020年1月2日 1時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 霜月千弦、さん» すみません、ポ『ケ』モンがポ『ク』モンになっていました。ポクモンとは ？笑 (2020年1月1日 21時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
霜月千弦、 - レインさん» 作者は歴代キャラ好きなのに小説が無い…と思っただけで自己満足用なのですが、面白いと言っていただけて嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2020年1月1日 17時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜月千弦。 | 作成日時：2019年11月20日 23時
