雪男の10人目くん

【日常】キス魔 ? 2 ページ8

ra 「本当に綺麗だな」

絵に描いた様な美しいAの寝顔に見とれて思わず出た言葉。とキス。


キ、ス？？？


『ラウ、』

ra 「A！？！あ、え、おは、よ！」

『どうしたの？』

ra 「あ、いや、今、あの」

『ちゅーした？』

ra 「えっ、僕…」

『ふふっ、可愛い』

意味が分からなくて呆然としていると起き上がったAは僕をぎゅっと抱き寄せた。

『起きたら目の前にラウの顔があったからさ、可愛くて、ちゅーしちゃった』

みんなに聞こえないように耳元で。
途端に自分の顔が熱くなっていって真っ赤になるのがわかった。

『ごめんね？そんなに嫌だった？？』

ra 「え、ちが！その、恥ずかしくて…」

『ラウ〜、可愛すぎ、』

って今度は耳をカプっと甘噛みされる。
ちょっとA、寝起き色々と激しいよ…


mg 「あ！おい！お前ら朝からイチャイチャすんなよ！Aいつの間に起きたんだよ！」

『めめおはよ、さっき起きたの』

sk 「イチャイチャ俺も混ぜろよ〜！」

kj 「俺も入れて〜！」

iw 「お前ら朝から元気だな…」

みんなが騒ぎ出したから2人の時間はおしまい。
膝貸してくれてありがとね、って頭を撫でられてまた顔が熱くなった気がした。

もしかしてAって、キス魔？ってやつなのかな…

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