お部屋 26【狗巻棘】 ページ32
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狗巻棘と耳責めしないと出られない部屋
(※クソ大人っぽい男主くんが攻めです。男主くんは後輩設定です)
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〜Noside〜
『狗巻先輩、起きてください。狗巻先輩!』
なかなか起きない狗巻に声を掛けるA。
それでも起きない狗巻に、少し不貞腐れたような顔をするA。
『起きてくださいよ、俺、一人じゃないですか。一人で知らない部屋とか嫌ですよ…起きてくださいよ…』
そこで漸く、狗巻は起きた。
『やっと起きてくれた……早くでましょう…?』
狗巻「いく、ら?」
『なんですか、寝惚けてる?早く出ましょうよ。俺、この部屋嫌ですもん。どこだかわからないし。』
狗巻「しゃーけ…」
『まだ眠いって…俺、出たいんだけどなぁ。取り敢えず、ちょっとなにかないかな…』
部屋を見渡すA。と、白い紙のようなものを見つけた。
そこへ近付いていくと、その紙を拾う。
【耳責めしろ】
『えっ…どういうこと…?』
混乱していたAだが、そのよくキレる頭で考え、やれば出れる、という答えに辿り着いた。
『じゃあ、狗巻先輩と?嘘でしょ…』
渋りながらも、狗巻の寝ているベッドへと戻った。
『先輩、先輩起きてください。なんでまた寝てるんですか。朝弱いの?』
すると、ゆっくりと狗巻は起き上がる。未だにぽやーっとしている狗巻に、これはチャンスだと思いながら狗巻の後ろにAは回り込む。
『狗巻先輩がなかなか起きないのが悪いんですからね…』
Aはそう言うと、狗巻の耳に甘く噛み付いた。
狗巻「しゃっ…け!?」
ビクッと跳ねた肩。が、Aは構わず攻める。
狗巻「しゃっ…けぇ…ひゃっ…ぅぁっ…いぐっ…らぁっ…んぁっ…」
『ん……』
____あーくそ、誘ってんのか…
一瞬、理性が保てなくなりそうだったがなんとか踏みとどまる。
右の次は左、左の次は右、を繰り返す。
舐めて、噛んで、舌を捩じ込ませる。
狗巻の甘い声と、ぴちゃぴちゃと響く水音。
すると、そこに似つかわしくないガチャリとした音がした。
それにピタリと動きを止めたAは、狗巻から離れると己の袖で狗巻の耳を拭い、ドアへと向かう。
離れた瞬間、気が抜けたらしい狗巻は放心状態だ。
ガチャリと扉が開くことを確認し、狗巻に声を掛ける。
『狗巻先輩、次、何します?』
どうやら、まだ、出る気はないらしい。
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ちょっと書き方変えてみた。
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田中 - 真人ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(嬉涙) (12月19日 19時) (レス) @page17 id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
ユーイ(プロフ) - ぷなーさん» 分かりました! (2021年6月18日 16時) (レス) id: e4218c0954 (このIDを非表示/違反報告)
ぷなー - 男主の幼児化を書いてほしいです………(相手は誰でも構いません………)神作品を見させてくれて有難う御座います………( ノ;_ _)ノ (2021年6月14日 21時) (レス) id: b918a201eb (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - しゃうさん» 分かりました!しばしお待ちを… (2021年5月21日 18時) (レス) id: e4218c0954 (このIDを非表示/違反報告)
しゃう - 男主が攻めで狗巻くんに股ドン&Dキスする方も書いて欲しいです<(_ _)> (2021年5月18日 1時) (レス) id: c2ad888df7 (このIDを非表示/違反報告)
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