SZの二人目のセンター!?*男主*

7.SexyZoneCHANNEL1 ページ8

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『「「「お疲れ様でしたー！」」」』



丁度、SexyZonechannelの収録が終わった俺達。
今回の収録はフィッシングで、山梨に来ていた。

まあ、結局一匹もつれなかったが。

皆が悔しげに声を漏らしながら戻っていくなか、スタッフが声をかけてきた。



ス｢あのー、みなさんちょっといいですか？｣

『え、なんすか』

ス｢今皆さんどこ向かわれてます？｣

健｢メイク落とし｣

勝｢ロケバス｣

『東京』

ス｢すいません、このあともう１本あるんですけど｣

風｢...おつかれっしたー｣



スタッフの言葉を聞いてバスに戻ろうとする風磨くんを止めて詳細を聞く。
マリウスは冗談でしょ、と疑っている。



『いや、まじ？』

勝｢ちょ、どこ行くの？｣

ス｢それもいつもみたいに発表したいんですけど...｣

｢｢｢今！？｣｣｣

健｢もう、オープニングとか無視だね｣

『ていうか休憩ないの、休憩』

風｢確かに、疲れましたー｣



俺に便乗する風磨くんに体を傾ける。
優しい風磨くんはどかさずに俺をがっちり受け止めながらスタッフの話を聞く。



ス｢流れどんな感じだと思います？｣

松｢なんか、いっつも挑戦→息抜き→挑戦→息抜きだから...｣

『え、今回どっち？』

風｢...でもこれ、今回半分息抜きだったんじゃない？｣



そう言って笑う風磨くんをはじめとした五人。

でもなんか、勝利と健人くんの目が笑ってない。
しかも、こっちめっちゃ凝視してるし。何故。

怖くなった俺は見てないふりをして、二人から視線を反らした。



『ていうか、思ったんだけど...』

ス｢ん？｣

『これがオープニングなんスか？』

ス｢はい、そうですね。

これ、来週の頭です。｣

健｢これが!?｣



番組のこのグダグダ感に目をむく健人くん。
分かっていたことだが、これは酷い酷すぎる。

すると、勝利が場を建て直すように笑いながらいつもの台詞を言った。



勝｢さあ、SexyZoneCHANNEL始まりました!!｣

『改めてだね』

聡｢本当だよね｣



聡と笑いあったところで、話を戻す。



『それで、今日はどこだろ？』

ス｢どこだと思います？｣

風｢でも次は息抜きだよな？｣

『そーだよねー』

マ｢それなら、さっき言った富士急じゃない？｣

『｢おおっ!!!!｣』



マリウスのその一言に興奮する俺と勝利。
きっと、今の俺たちの目はキラキラと輝いているだろう。



ス｢じゃあ、いつも通りお願いします｣



そう言って俺と勝利に渡されるフリップ。

何処だろう？





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