11.帰り道のコンビニ ページ13
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『あそこのコンビニ、プリキュア売ってっかなー？』
「売ってないことはないと思うけど？」
『っていって、売ってなかったらどうするよ？』
「なかったら、仕方ないからスーパー行こうか」
なんて高校生の会話とは思えない会話をしながら、目的のファミマに向かう二人。
そんな二人に、道をすれ違う女性は皆振り返る。
なぜなら、もちろん二人がアイドルでイケメンだから。
いくらプリキュアの話をしてようが、その事実に変わりはないので仕方無い。
だが、二人はそんな視線を知ってか知らずか、なんの反応も示さないままファミマの中に入っていった。
《いらっしゃいませ》
『うーん、あっかなー？』
入るやいなや、早速店内を探すA。
そんなAにクスリと笑いながら、自分も探すのを手伝う勝利。
すると、勝利の目に目的のソレが写った。
「あっ、あった！」
『えっ？マジ！？』
何故かもうすでに奥の方を探していたAが、勝利の言葉に反応して駆けつける。
Aはソレを目にして、嬉しそうに笑った。
そして、当たり前のごとく、その笑顔に勝利はノックアウト。
壁に手をつき崩れた。
(あー、もう可愛いなぁ！)
『じゃー、俺買ってくるな！』
勝｢う、うん....いってらっしゃい...｣
崩れ落ちたままで手を振る勝利に、Aは首を傾げながらも、ルンルンオーラでレジに並んだ。
ふぅ、とため息をつき、なんとか立ち上がる。
これじゃ心臓が持たない、なんて凹んでいると袋を片手にAが戻ってきた。
勝｢早いね｣
『おう、全然並んでなかった！
わりぃな、わざわざ。さ、帰ろーぜー！』
勝｢そうだね｣
そのまま帰路につく二人。
その時、勝利はふと思い出した。
Aの昼の呼び出しを。
告白かどうか分からないけど、もうほぼ確定でいいと思う。
なんで、取り合えず何て言ったのか知りたくてうずうずしてきた勝利。
勝｢...ねぇ、A｣
『...？なに？』
勝｢...今日さ、昼呼ばれてたよね｣
『あー、うん』
勝｢......こ、告白でも、された？｣
なんて笑いながら言う勝利だったが、を見開いて驚くAの姿を目にして激しく後悔した。
(ああ！もう、なんでこんな聞き方すんだよ！俺のバカ！)
『...ま、隠すことでもないしね。せーかいです！』
勝｢......｣
『あ、もちろん断ったよ？俺の恋人はファンの子だけで充分なんで！』
――――
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岸aimu*(プロフ) - 初コメです(*^^*)主人公の性格がかっこよくて好きです!!更新待ってます！ (2015年1月20日 19時) (
レス) id: a052c44372 (このIDを非表示/違反報告)
momo(^｡^) - この小説初めて見たんすけど、物凄く面白いです。勝利くんとのイチャイチャ？しているところが見たいです。これからも頑張ってください。 (2014年12月23日 20時) (レス) id: 53fb9b70dd (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きお願いします。こうしんがんばれんれん。おうえんしています。まってます。このしょうせつだいすきです。けさないでください。お願いします。作者様だいすきです。 (2014年11月2日 17時) (レス) id: a87be22347 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華王(プロフ) - とても面白いです！更新待ってます！頑張ってください。 (2014年9月29日 22時) (レス) id: 9e784e4e5d (このIDを非表示/違反報告)
エリンギプール - 超面白いです！セクゾのこういう小説って今までなかったんで、新鮮だし、楽しいです！wこれからも更新頑張ってください！応援してます(^o^)/ (2014年8月26日 22時) (レス) id: 750a293532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：驪鑼ン | 作成日時：2014年7月31日 0時
