あなたがいてくれて...

あなたがいてくれて... ページ43

そして玄樹がイライラしながら閉会式が終わった。

その後学年ごとに少し集まり先生の意味不明な話を

右から左へ流していたらあっという間に話が終わっていて解散した

各教室へ戻った後は玄樹がすぐに2組へ行ってしまった



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿これは玄樹に着いて行った優太から聞いた話です!!

玄樹「瑞稀ちゃん?」

優太いわくめちゃくちゃ怖かったらしい

瑞稀「はぁい?」

玄樹「なんでAを押したの?」

瑞稀「だーかーらー押してないよぉー」

玄樹「ねぇ、いい加減そのぶりっ子やめてくれない?腹立つんだけど」

瑞稀「「ぶりっ子なんかしてないよぉー」

玄樹「あっそ、ってかなんでA押したのか教えてよ」

瑞稀「じゃあ正直なこと言うねぇ?」

と首をかしげながら言ったらしい

玄樹「...あぁ」

瑞稀「だってあの子男好きなくせに玄樹くんと付き合ってるでしょー?
それが気に食わないからかな!」

玄樹「別に俺が誰と付き合おうかお前には関係なくね?
しかもAって男好きじゃないから。勝手に決めつけんな。
おまえのほうが男好きだろ」

瑞稀「一応玄樹くんに言っておくねぇ
あの子玄樹くんのこと遊びらしいよぉー笑
転校してきた時に、あの子が友達に言われたんだって
『岩橋くん、付き合ってくれそうだから遊びで付き合ってよー』って
それで今も付き合ってるって有名だよ?」

瑞稀の発言で優太にも怒りのスイッチが切れたらしく

優太「それホント?」

玄樹「それ、ありえないけどね笑」

瑞稀「?????」

玄樹「まず、俺が転校してきた時Aはいじめられてて喋る相手いなかったのにそんなこと言われる訳ないよ笑」

瑞稀「(・・;)」

優太「これ聞いてもホントだって言うならA連れて来たほうがいい?」

玄樹「Aを連れて来るのが嫌だったら正直なこと言って」

瑞稀「・・・」

玄樹「ねぇ、早くしてくれない?教室でA待たせてるんだよね。
早く言わないとAが来ちゃうよ?」

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