あなたがいてくれて...

あなたがいてくれて... ページ5

岩橋くんが、転校してきて数日たったある日

私のいじめが、無くなるどころか、酷くなっていた。

足を、蹴られたり

教科書の1部が、破られていたり

シャーペンを、どこかに隠されたり

されていた。

今日もまた、叩かれたり蹴られたりする。

でも、今日は途中で...

玄樹「もう、やめてあげればいいじゃん!Aちゃんが、可哀想だよ」

優太「まだ、続けたら自分たちが、やった罪が増えてくよ？」

萌「だって、Aが悪いんだもん!

私の、好きになった人みんな、Aが、取って行くんだから!」

美咲「そうだよ!萌が、可哀想!」

勇太「ばかじゃねぇーの？Aの方が、どう考えたって、
可哀想だろ？」

萌「ってか、関係ない人は。話に入ってこないで!」

顕嵐「お前ら、いつもそうじゃん!自分は悪くないみたいな感じで言って...」

美咲「本当の事言って、何が悪いの?」

勇太「俺らは、全部見てたけど?」

優太「いま、宮近が、先生呼びに行ってるよ？」

岸くんが、そう言った途端、萌と、美咲が、顔を見合わせた

先生「萌、美咲、ちょっと、来い!」

玄樹「Aちゃん、保健室行こ？立てる？」

と言われて、手を繋がれた。

繋がれた時、ドキッ っとした。

多分、私は岩橋くんが、転校してきた時から、ずっと好きだったんだ

と、思った...

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