NO.96 ページ4
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その後、南の部屋を後にした3人。
二階堂「では、黒島さんに伝えに行きましょう。」
A「ごめんなさい…私、自分の部屋に戻ってます。」
二階堂「Aさん？大丈夫ですか？」
A「翔太さん、ごめんなさい。」
Aは二階堂に目を合わすことなく翔太に謝った。
翔太「あ…うん。また連絡する。」
翔太は不思議そうに二階堂とAを見た。
Aが自分の部屋へ向かおうとすると、
二階堂「Aさん！あとで部屋に伺ってもいいですか？」
Aは足を止め振り向かず、
A「ご自由に…」
そして部屋に戻った。
・・・・・・・・
Aside
部屋に戻るや否や
私はベットにダイブした。
義理の両親を殺したのは内山…
菜奈さんを殺したのも内山…
神谷さんも殺したのも内山…
でもなぜだろう、
もう1人共犯者がいるようだと思うのは私だけだろうか。
それに…
内山『ただね、ちょっと遅かったですよね。
僕の成長を知る前に変な男と仲良くなっちゃって…』
二階堂さんが頭に浮かんでしまう…
A「しのぶ…」
そう呼べたらいいな…
でもすぐ黒島さんが頭をよぎり
結局私では釣り合わないと思い知らされる。
それからしばらく経って
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
インターホンが鳴った。
モニターを見ると二階堂さんだった。
『話したいことがあるから』と言われそのまま部屋に入れた。
二階堂「僕が何かしたのなら謝ります。」
机を挟み正面で座る2人
A「いえ…二階堂さんは何も…」
二階堂「でも、黒島さんの事で悩んでますよね？
本当に黒島さんとは何も無いんです。」
A「…二階堂さんには
黒島さんみたいな人がお似合いです。」
二階堂さんの顔を見ることができなくて
俯きながら言う。
A「二階堂さんは私とは結ばれちゃいけないんです。」
二階堂「どうしてそう思うんですか？」
A「二階堂さんが好きって言ってくれた時、
正直…嬉しかったです。
すごく…嬉しかった…」
二階堂「じゃあなんで…」
A「私のせいで…！
二階堂さんを失うのが嫌なんです…
怖いんです…
今までどれだけ大切な人がいなくなったか…！涙
二階堂さんまで居なくなったら私…」
いつの間にか移動していた二階堂さんは
座っている私を後ろから抱きしめる。
そして耳元で
二階堂「それって僕のこと好きと受け止めていいんですか？」
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きにあひ(プロフ) - ユウカさん» 頑張って完結させます🥺 (4月4日 8時) (
レス) id: 2ed651f5ec (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 続き気になります🥹 (3月18日 0時) (レス) @page5 id: d28d804b9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きにあひ | 作成日時：2023年6月28日 23時
