終-19 ページ19
.
翌日。
七桜「灯油のにおい…？」
七桜は灯油のにおいを辿っていくと
樹が殺された部屋が開いており、中に入ると
今日子が喜多川に刀を向けられ、
それを見ていたA。
七桜「えっ…」
喜多川「あなたは僕が世界で1番憎んでる人だ。」
今日子「お父様はとっても優しくしてくれたのよ。
そうだわ、光月庵がダメなら…
多喜川家を椿に継がせようかしら。」
喜多川「何を言ってる？」
今日子「だってそうでしょ？
椿は多喜川家の血を継いでるんだから。」
A「え………？」
今日子「不出来なお兄さんより、
相応しいと思わない？」
七桜「椿さんと、喜多川さんが兄弟…」
喜多川は七桜の方を見ると
今日子はその隙に刀を奪い、
道具に火を付けようとする
A「女将さん！」
Aが止めようとするが、間に合わず
道具が燃えていく。
A「だめ…！」
Aはエプロンで火を消そうとするが消える気配がない
今日子「全て燃えてしまえばいいのよ…
はっはははは！」
A「約束した…！
光月庵を守るって、椿と約束したんだから…！
消えて！お願い…」
Aは手に火傷を負いながら
必死で消そうとする
すると、黒い上着が道具に被さり、火が消える
椿「無茶なことして…ほんと、心配かけさせんな…」
A「椿…」
Aが道具箱の中を見ると無事だった。
A「よかった…」
今日子「どうして…」
椿「本当なのか…俺がこの人の弟だって。」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - 15と18それぞれ、二つずつあります。 (2021年7月26日 9時) (
レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きにさんあひさん | 作成日時：2021年3月30日 4時
