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そして…選ばれたのは…
宗寿郎「光月庵はお前に譲る。」
そう言い、襖を開ける。
A「……!
私が…光月庵を、継ぐ……?
おじい様、何かの間違いです。
私に光月庵を継ぐ資格など…!」
宗寿郎「いい加減…!自分のために生きなさい。」
A「………?!」
今日子「どうして!
私は、葉を模した上生菓子を選んだんですよ?!
中には椿があって、食べるとほっこりする味!
まさしく椿が作ったものです!」
宗寿郎「椿が作ったのは、椿餅だ。
樹から初めて教わったお菓子だ!」
今日子「はっ…」
今日子「椿…!あなたを信じるんじゃなかった!」
今日子が騒ぎ出す
宗寿郎「やめないか…!!
あぁ…!」
宗寿郎が倒れる
A「おじい様!」
椿「救急車を…」
宗寿郎「呼ぶな。」
・
・
・
医者「残念ですが…」
その言葉がみんなの胸に突き刺さった。
A「そんな…」涙
椿「おじい様…。」涙
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、 - 15と18それぞれ、二つずつあります。 (2021年7月26日 9時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きにさんあひさん | 作成日時:2021年3月30日 4時