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終-12 ページ12
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3人が部屋を出てすぐ、椿は尋ねる
椿「ずっと気になってたことがある。
お父様の本当の子どもがさくらなら、
俺の父親は…
まさか、その男がお父様を…！」
A「…？！」
･
･
･
今日子は去っていき、
Aと椿は2人きりになる。
椿「…こい。」
そう言われ2人は仏壇がある部屋へきた。
椿「どうして、何も言わずに消えた。」
A「別に、私の勝手でしょ。」
椿「Aは…この光月庵が欲しいか。」
A「……いらない。
光月庵は私にとって悪いイメージでしかない。」
椿「何か、あるのか？」
A「……あるとしても、私じゃない。」
椿「母親か…？」
A「…」
椿「Aの母親のこと…病死としか聞いていなかった。
聞いてはいけない気がして、付き合ってからも
触れなかった。
どんな人だった？」
A「そうね…過去に囚われている人…かな。」
椿「……」
．
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作者名：きにさんあひさん | 作成日時：2021年3月30日 4時
