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恋人として二人であるいて


教室に戻るともうだれもいなくて




机の上には手紙がおかれてた




スンチョルがトイレに行ってくるというので




私は一枚の手紙の中身を読むことにした




“ヌナ、卒業おめでとう
 ヌナに1つだけ言えなかったことがあるよ
 俺が入学してから俺はヌナの事好きだったよ
 スンチョル先輩と幸せになってね!
 スニョン”


スニョンが


私を想ってたことを知らなかったけど



とても




心が締め付けられた




スニョン、あなたも幸せになって



そう願って



罪悪感でも


哀れみでもなくて




私の存在を忘れるくらい



幸せになって欲しいと



そう思った





スンチョル『A?何度も呼んだのに
  気づかないのな笑帰ろうぜ』






『ごめん笑、帰ろ』





そうやって、私達は並んであるいた





こんなにも短い家路ははじめてで





ずっと一緒にいたいと思った





スンチョル『俺とずっと一緒にいたいって
  顔にかいてるよ?笑』





ばれてしまったのかな





『うるさい、そうだよ』




私はまたそう言って



ぶっきらぼうにドアを閉めた

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作者名:ゆず | 作成日時:2017年1月28日 21時

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