団長の幼馴染はへっぽこちゃん。2【七つの大罪】

心の中で ページ7

私は全ての敵？を倒して帰り道の最中。







バンも困っているっぽいし、キングも危ない。

…どうしようか。




メリオダスの所には私にも責任があるんだから行かなきゃダメだし、ジバゴさんが居なくなってしまうかも、しれない。


私が行っても、いいのだろうか。

一応肩書きは七つの大罪副団長。な訳なんだから頑張らなくてはいけない。

きっとバンは思い詰めてる。
先に、バンの所に行こうか。




『…バン。』

バン「A…」

『バン、ジバゴさん、ジェリコちゃん。』

ジバ「…バンの恋人か？」

ジェ「ど、どうしているんだ？」

『それはまた後で。バン、私とメリオダスは怒ってないよ。幼馴染なんだからそれくらい分かる。平気。メリオダスは昔からああ言うやつなの』

バン「だがよぉ！」

『いいの。ね？ジバゴさん。付き合ってないよ。バンを育ててくれて、ありがとう。』

ジバ「ああ。いいんだよ。」

『ほら、親子水入らずで一緒にいてね？大丈夫だから』



じゃあ、私はもう行くから。とジバゴさんが息を引き取る前に出る。
次はメリオダスの所か。



『メリオダス、キング。何してるの？』

キン「！？本当に、Aなのか？」

『当たり前じゃない。私はディアンヌを裏切ったりしない。エリと同じ位、大事なの。ね、わかって？』

メリ「…A。」

『ん。メリーも辛かったね…大丈夫。今度こそ終わるから。』


メリオダスを抱き締める。ああ、なぜこんなに小さいのだろう。筋肉はちゃんとついてるけど、か細いメリオダスの体。


『これ以上、メリオダスをいじめるなら私が変わりになるから。…ディアンヌを信頼してるって言ったけどキングを信用するか、なんて分かんないよ？…嘘だけど。キングも大好きだよ。』

キン「な、何を言ってるのさ！オイラだってそうだよ！」

『そうだよね、最高の友達！キング大好き〜』

メリ「…A。」

『ん。わかってる。』

なんか魔神の力をコントロールする方法をキングに学んだのか、御機嫌なメリオダス。





その後にジェンナに怒られて外に出る。

『みんなー！おつかれー！ヘンディーも！よくぞ戻った！』

ジェ「助かったぞ、A。あのままではもっと酷くなっていたかもしれん。」

『ふふ、幼馴染の役目！…ヘンディー？』

ヘン「！な、なぜ私を許せるんですか？」

『秘密！』

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